人の目を気にせず自分なりのおしゃれを楽しめるように

衣装ケース
収納ケースの中は、服が自立するように畳めば、手持ち服が把握しやすい
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このチャレンジから私が学んだことは、毎日着たくなるような服は意外と少ないということです。
着用回数が多くなりそうな服かどうか、購入時にじっくり吟味するようになり、以前よりも失敗や無駄遣いが減ったと思います。

若い頃はまわりの目を気にして毎日違う服を着たり、流行のアイテムやブランド品を集めたり、自分のために服を選んでいるのか、それともまわりに流されているだけなのか、服に求めていることがだいぶ曖昧でした。
その後、人生経験を重ねて「自分が思っているほど他人は私の服装に興味がない」という結論に至り、60代の今は他人の目を気にするより、自分なりのおしゃれを楽しめたらいいなと思っています。私自身、ご近所の方が昨日着ていた服を思い出せと言われても、よっぽど普段と違う雰囲気でなければ覚えていませんから。

夏は4~5パターン、ほかの季節は3~4パターンで充分

“服を1年間買わないチャレンジ”は、自分にとっての必要最小限を知るためのいい機会になると思います。
私の場合、汗をかいて着替えることもある夏は4~5パターン、ほかの季節は3~4パターンあれば充分だとわかり、「この枚数でも問題なくやっていける」という自信に繋がりました。

とはいえ、私はミニマリストを目指しているわけではないため、最小限にこだわらず、これからも気分や状況に応じて自由に服を増やしたり減らしたりしていくつもりです。

 

pocohahaさんの暮らしをつづった書籍『66歳、まずやってみる。人生を愉しむシンプル暮らし』(ponpoco著・扶桑社刊)では、pocohahaさんが50~60代で行った工夫を紹介。インテリア、料理、家事、ファッション、美容、実家の片づけ、人間関係など、生活全般について掲載しています。

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