収納の仕方で食器を守る

お皿をキッチンの引き出しに収納できるなら、引き出しの飛び出しを防いでおけば大丈夫です。引き出しの扉に、子どもの指挟み防止ストッパー(ドアロック)をつければOK。

お皿は低い位置の引き出しに収納するのが防災的にはベター
お皿は低い位置の引き出しに収納するのが防災的にはベター
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大阪府北部地震で被災したとき、わが家はこの対策で一枚もお皿を割らずにすみました。

子どもの指挟み防止ストッパーをつければ、引き出しの飛び出し防止に
子どもの指挟み防止ストッパーをつければ、引き出しの飛び出し防止に

食器を食器棚やキッチンラックに収納する場合は、滑り止めシートを貼ったプラスチックケースに入れて収納をしましょう。食器を入れるケースには、そこだけでなく内側にも滑り止めシートを貼ります。ケースの中でお皿が動くのを防ぐのです。

お酒の大量備蓄には注意が必要

阪神・淡路大震災で全壊した実家では、父が高いお酒を大量につり戸棚に入れていましたが、そのお酒はすべて割れました。大量のお酒をキッチンに置いておくのは危険です。低い位置に収納して、その下には必ず滑り止めシートを敷いておきましょう。

カウンターに瓶類を置いておくと、落下して割れた破片で怪我をする危険大。引火の恐れも
カウンターにビン類を置いておくと、落下して割れた破片でケガをする危険大。引火の恐れも

自宅のキッチンカウンターやリビングの棚にお酒を飾ってミニバーのようにしている人もいらっしゃいます。すてきな楽しみだと思います。お酒を飾るのであれば滑り止めシートを敷く。滑り止めシートの見た目に抵抗感があるなら、飾っているお酒のボトルの底に耐震ジェルを貼る。

カウンターの割れ物は撤去するか、滑り止めシートを敷くなどの対策を
カウンターの割れ物は撤去するか、滑り止めシートを敷くなどの対策を

やはり、なにかしらの対策は必要です。そして、近くにいるときに発災したら、すぐにその場から逃げるようイメージしておいてください。

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