雪国の暮らしに学ぶ「備え」

雪景色
すべての画像を見る(全4枚)

西日本で、冬に備える人は少ないのではないだろうか。したとしても、三日前だなあ。今でも雪が降るとワクワクするのは、危機感が今ひとつないし、雪かきする大変さも知らずにきたからだ。

山梨の雪深い地域から四国に移住してきた友人は、いつもの習慣で12月にはスタッドレスタイヤに履き替えたそう。それを自力でできるのも尊敬してしまう。数年前に引っ越したときに、何かあったときもすぐ職場に行き来できるようにと、徒歩圏内でマンションを探したという。そして、今回の大雪でも徒歩で向かったので定時で出社することができたそうだ。

すごい。すごすぎる。このリスク回避能力は雪深い地域で育った彼女だからこそ備わったものだろうなあ。

四国では菜の花もちらほらと咲きはじめた。日も長くなり、ゆっくりと春が顔を見せ始めている。

本連載をまとめた書籍『暮らしっく』(扶桑社刊)も発売中。

暮らしっく

暮らしっく

Amazonで見る