新年を機に、部屋を片づけたい! そんな人におすすめしたいのが“進化したつっぱり収納”。

簡単に、壁も傷つけることなく思いどおりのスペースをつくる、つっぱり棒。悩める読者のおうちの収納を変えるべく、つっぱり棒博士の竹内香予子さんが立ち上がってくれました。

つっぱり棒で収納倍増!部屋はここまできれいになるビフォア&アフター

●床までオモチャがあふれるものが多めの家をつっぱり棒が救う!

Hさんの家のリビング
Hさんの家のリビング(Before)
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いつでもお客様を呼べる部屋に憧れるというHさん(仮名)。夫、長男、二男と4人家族で、長男の学校関連の荷物や、二男の遊び終わったオモチャが、常に部屋のあちこちに散乱しているのが悩みです。

「子どもたちの荷物が収まらなくて…」と悩むHさん。リビングは、オモチャなどが日常的に置きっぱなしで、子どもの手づくり作品も埋もれています。
そこで、竹内さんのつっぱり棒を駆使した、つっぱり棚をつくってもらいました。それがこちら!

つっぱり棒を使ったHさんの家のリビング
After

ものが収まった部屋を見て、「これなら自分でも片づけ続けられそう」とHさんも大満足。

・(左の列)学用品棚
子どものランドセルや、幼稚園バッグは帰ってきてすぐ置けるよう、扉に近い左列に。通学帽の置き場もここ。

・(中央の列)子どもオモチャ棚
床にあふれていたオモチャは、真ん中の列にギュっと収めて。飾りたいオモチャも、この範囲内ならOKとします。

・(右列)大人棚
右列は、大人専用に。ご主人の時計コレクションやファッション誌、家族の写真アルバムなど、頻繁に手に取るものを収納

●天井と床につっぱってぴったり棚を作製

つっぱり補助具と市販の木材を使って部屋に合わせた棚を作製

つっぱり補助具と市販の木材を使って、部屋に合わせた棚を作製。収納スペースがたりていないHさん家に、つっぱり補助具の棚で収納倍増! 収めたいものに合わせた薄めの棚で、圧迫感なく、しかもおしゃれに変身しました。

ものの量は変わっていなのにすっきり見えるワケ

1~10のものはどんな感じで配置されたのでしょうか? ひとつずつ説明をしていきます。

1.フォトスペースはそのままキープ

フォトスペース

写真を飾ることが大好きなHさん夫婦。高い位置をフォトスペースにして、収納力とデコレーションを両立。

2.掃除用具はつっぱり棒で手に取りやすい所に

S字フックに掃除用具をひっかける

つっぱり柱は固定されているので、壁との隙間につっぱり棒を渡すことも可能。S字フックと組み合わせて掃除用具を引っかけました。

3.つっぱり棒をブックエンド代わりにしたらアルバムや本がきれいに並んだ

つっぱり棒をブックエンド代わりに

倒れやすいアルバムや本は、細いつっぱり棒を縦に使って押さえて。動かしやすいので、本が増減したときの調整もラクです。

4.お気に入りの布は結束バンド+つっぱり棒でつるして目隠しに

結束バンドをビス留めしてカーテンレール代わりに

つっぱれない場所でも、結束バンドをビス留めして、そこにつっぱり棒をとおせば、カーテンレール代わりに。つっぱらない使い方も便利です。

5.下にスペースをつくりオモチャすっきり

オモチャスペース

あふれていたオモチャ。3つの箱に入れるルールにしたら見た目スッキリ。むやみに増やさない目安にも。

6.子どもの作品は1つだけつるし飾り

子どもの作品をつるし飾りに

窓辺にこんもり飾っていた作品は、1つだけ厳選して。つっぱり棒+つるしフックなら、チェンジも簡単。

●その他

プリンタなど収納

7.プリンタ

8.飾りたいオモチャ

9.リモコン

10.長男の通学セット

みんなきちんと収まりました!

※取りつけの際には耐荷重に注意してください。また地震の際などに落下してケガをしない場所を選びましょう