60代からを豊かに暮らすコツ。生活費の中でお金をかける部分、節約する部分は?
働いていた頃に比べると、収入がぐんと減ってしまう年金生活には、日々の節約がかかせません。そんななか、お金をかけるところと絞るところのメリハリをきかせ、毎日の暮らしを楽しんでいるpokkomaさん。ぜいたくをしなくても、工夫しだいで豊かな時間をつくる、その暮らしぶりをのぞいてみました。
●調味料は少しいいものを
すべての画像を見る(全16枚)「スーパーで見つけたちょっといい調味料を使うだけで、ぐんとおいしくなるんです」。「竹本油脂製菓用太白胡麻油」と、滋賀県の道の駅で見つけた「やまよし醤油」はお取り寄せ。
●パンとおやつはこだわり素材で手づくりする
洋服は自分に合うものをプチプラで探す。スキンケアは手づくりして節約しているpokkomaさん。「ファッションや美容費の支出を抑えている分、パンとおやつづくりの材料にはお金をかけています」
品ぞろえが豊富なネットショップを利用し、大特価のときにまとめて購入。
60代、夫婦2人の小さな暮らし。お金をかけずに豊かな食卓にする3つの工夫
現役時代は洋服をたくさん買うなど、お金を使ってストレスを発散していたというpokkomaさん。収入が減り、趣味に使うお金は最小限に。家にいる時間が増えたので毎日のルーティンを見直したところ、お金をかけなくても心が満たされることに気がついたそうです。
お金も時間もかけずにごちそう感を楽しめる食の工夫のなかから、3つご紹介します。
●1:旬の食材は、メルカリと道の駅で安く購入
無農薬のレモンはなんと、メルカリでゲット!
「生産者さんと直に取り引きするので、スーパーよりもお得に買えるんです。道の駅の野菜も鮮度がいいのでよく利用しています」
●2:昼ごはん少しの手間ででごちそう感アップ
ランチは、お金も時間もかけないけれど、ごちそう感が出るものをつくっているpokkomaさん。
<卵かけご飯>
卵かけご飯は、食べる1時間前にしょうゆに漬け込んだ卵黄を使ってひと手間かけています。
「残った卵白を泡立てたり、シラスを加えたりすると、ますますおいしくなります」
<うどんグラタン>
家族にも好評なのが「うどんグラタン」。冷蔵うどんをゆでずに味づけし、ピーマンやウインナー、炒めたタマネギを加え、缶詰のホワイトソースをかけてオーブンで焼けば完成です。