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一度がんばって片づけをしても、またすぐに散らかってしまう…なんてことはありませんか? イラストレーターのなとみみわさんもその一人でしたが、断捨離の提唱者・やましたひでこさんに出会い、人生が激変。ここでは、断捨離に成功しきれいな状態をキープしているなとみさんの「片づけルール」を教えてもらいました。
記事の初出は2023年2月。内容は執筆時の状況です。
50代の断捨離で気づいた!リバウンドしない片づけルール
すべての画像を見る(全5枚)数年前に離婚し、家族で暮らしていた3LDKの家を出てひとり暮らしを始めたなとみさん。断捨離の提唱者・やましたひでこさんの断捨離メソッドでものの処分に成功しました。その後、引っ越しを経て、現在は息子さんと2人で2LDKのマンションに暮らしています。
以前は床が埋まったら片づけるという暮らしをしていた、というなとみさん。
「ここに来てから、毎日掃除をするようになりました。以前は床が埋まったら片づけるという暮らしでしたが、今はものを放置するのがいやで、わりとすぐに片づけています」
なとみさんが断捨離をしてみて実感した片づけルールを教えてもらいました。
●捨てて気づいた!なとみさんの片づけルール
(1) 散らかすクセを知る
なとみさんのクセは置きっぱなしにしがちなこと。また、多忙な時期はこまめに片づけられない「ダメ人間期」があるというクセも。この期間は無理をしないように。
(2) 毎日ちょこっとリセットする
新築の物件に入居して、ちょこっとリセットの重要性を実感したそう。「汚れも散らかしも、ひどくなると、どうでもよくなります。早めの対処が大切!」
(3) ものを買うのはよく考えてから
「収納スペースに入る量」を厳守。以前はストレス解消も兼ね、ネットショッピングをよく利用していましたが、実店舗で購入して買い物の失敗や買いすぎを防止するように。
●ものに執着しなくなったら、前向きに
入ってくるものの量を調整し(=断)、新たなものを買ったらひとつ処分する(=捨)というサイクルができたなとみさんですが、手ごわかったのは、思い出がつまった品物の処分。
「見ると思い出があふれてきて手放しにくくて。でも、将来は故郷に戻って暮らしたいので、動きやすいように、これからは身軽でいたいんです。ものにとらわれなくなってから、フットワークも軽くなり、最近では、以前から興味のあった登山を始めました」
ものの量と置き場を“見える化”したら、きれいな状態をキープできるように
キッチンや洗面所など、日々の片づけでなとみさんが意識していることを教えてもらいました。
●大好きな食器は減らさず、増やさず
食器は好きで折々に買い求めてきたもの。転居の際に一度大々的に見直しをしているので、現在残っているのは本当に好きなものばかり。
これ以上は無理に減らそうとせず、「増やさない」という意識で大切に使っています。