40代、50代は、いらないものを手放してすっきり暮らしたいと考え始める年代ですが、「いる・いらない」の判断が上手くできずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
現在発売中の『オトナ世代の 今度こそ捨てる!』(扶桑社刊)に登場している、イラストレーターのなとみみわさんもその一人でしたが、断捨離の提唱者・やましたひでこさんに出会い、人生が激変。ここでは、断捨離に成功したその後のお話を伺いました。
自分軸で判断できるようになったから、散らかってもすぐ片づけられるように
すべての画像を見る(全5枚)断捨離の提唱者・やましたひでこさんの断捨離メソッドでものの処分に成功した、イラストレーターのなとみみわさん。その後、引っ越しを経て、現在は息子さんと2人で暮らすマンションにおじゃましました。
●散らかす前、汚れる前にリセット
2LDKのなとみさんの新居は、廊下からキッチン、リビング、寝室が見渡せますが、室内に明るい光が差し込み、すっきりと心地よく整えられています。
「ここに来てから、毎日掃除をするようになりました。以前は床が埋まったら片づけるという暮らしでしたが、今はものを放置するのがいやで、わりとすぐに片づけています。友達が言っていた、『毎日掃除をする』ってこういうことか~と(笑)。毎日やっていると、散らかってくると気になるし、汚れがこびりついてしまうこともないですね」
数年前に離婚し、家族で暮らしていた3LDKの家を出てひとり暮らしを始めたなとみさん。その後、やましたひでこさんのドバイスを受けながら、断捨離に成功しました。しばらくしてから、もう一度転居し、現在は2LDKの部屋に、息子さんと2人で暮らしています。大きな家具はベッドとソファ、テーブルくらいなのだそう。
「断捨離メソッドを実践してから、ものを増やしたくないという気持ちが強くなった気がします。いる、いらないという判断が早くなって、ここに転居する前には、ビールサーバーや炭酸水をつくる機械とか、あったら楽しいけどいらないと思うものを処分しました。いただき物もあったけど、人を招く機会も減ったし、欲しい人に譲って、使ってもらう方がいいかな、と」