おすすめは「ジェスチャードローイング」

スケッチのなかでも私がとくにおすすめしたいのは「ジェスチャードローイング(以下、ジェスドロ)」と呼ばれるジャンルです。

三條さんのスケッチ
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ジェスドロは「人を見て感じた印象を描く」スケッチです。
「印象とは?」と思われる方も多いかもしれません。たとえば「カクカクした動き」「ぐーんと反っているポーズだ」「リラックスしている」など相手を見て感じたことを指します。自分が感じたことなので正解はありません。

感じた印象を軸に、ほんの数分間で人の全身をラフに描ききります。
ここからは実例を紹介します。

三條さんのスケッチ

これは雪に飛び込む息子を描いたものです。
まずは反っている直線を描きました。手足をピシッと伸ばして反っている印象を感じたからです。
美しく丁寧に細部を描きこむのではなく、1、2分で(3)の状態までザクザク描きます。違和感があれば自分が感じた印象が伝わるにはどう描いたらいいのだろう? と考えてアレンジを加えたりします。

私はオンライン講座や書籍で勉強しました。導入におすすめの書籍は、砂糖ふくろう先生の『10%の力で描く「はじめてのジェスチャードローイング」』です。

 

ジェスチャードローイングをやって生まれた「いいこと」

ジェスチャードローイングを始めてから、改めて気がついた魅力もあります。

●「描ききれた!」という達成感を何度も味わえる

三條さんのスケッチ
左が初めて描いたもの、右が800体以上描いたあとのもの

始めてから2か月間、毎日挑戦し続けています。1日20~30分程度で、これまでに800体もの絵を描けました。

 

●忙しくても負担にならない

三條さんのスケッチ
YouTubeチャンネル「GES DRAW PARTY(じぇすどろパーティ)」で、タイマー付き練習動画を見て描いたもの

9体を描くのにかかった時間はたったの13分です。忙しい方でもスキマ時間に楽しめると思います。

 

●絵が苦手でも気負わずできる

三條さんのスケッチ

ジェスドロの面白いところは、左の「線1本」の状態でも一つの絵にカウントできること。これならハードルが低いですよね。

 

今年はまだまだ始まったばかり。あなたも学び直しに挑戦してみませんか?
なにげない日常の見え方ががらりと変わり、描くだけでも無心になれてとっても楽しいですよ。