年末年始の食べすぎで増えた体重や、年齢とともに‟厚み“を増したおなか、お尻回り…。そんな悩みも日々の暮らしを見直せば、少しずつリセットできるんです! そこで、料理研究家で管理栄養士の藤井恵さんに、味見や試食を繰り返す仕事を長年続けていても、体型をキープしている秘訣を伺いました。
がんばりすぎない習慣も、継続すれば効果絶大
体型キープの秘訣は、毎日の食事とストレッチなど無理のない運動の積み重ねと話す藤井恵さん。「ジム通いを挫折した経験から“がんばりすぎない”がモットー。そのときの体調や生活スタイルに合うことを取り入れています。なにごとも続けることで効果が出るから、ガマンや無理は禁物です」。
そんな藤井さんが毎朝、続けている3つの習慣をご紹介します! また、藤井さんのストレッチ習慣のポイントを、ダイエット治療の専門医でもある工藤孝文さんに解説してもらいました。
朝の習慣1:起きてすぐに股関節をストレッチ
すべての画像を見る(全3枚)寝起きのままベッドの上で股関節をぐっと開き、そのまま前屈。「何度か繰り返すうち、眠っていた体が自然に目覚めてきます。股関節がやわらかくなると、日常の動きもスムーズになります」(藤井さん)
●【医師が解説】筋肉を効率よく使える体に!
股関節回りにはたくさんの筋肉がはり巡らされています。ここをほぐしておくと、筋肉をしっかり使えて、カロリーを消費しやすい体になります(工藤医師)
朝の習慣2:朝いちばんに白湯&黒酢ドリンクを飲む
白湯で体を内側から温めたあとに、内臓脂肪を減少させる効果がある黒酢ドリンクを摂取。「黒酢は、水と甘い酵素シロップを加えて飲みやすくしています」(藤井さん)
朝の習慣3:朝食の品数は多めに。器のサイズはひと回り小さく
以前は朝、夕の1日2食だったため、量はもっと多かったそう。「量を減らして品数を増やせるようになったのは子どもが独立してから。小さな器にたっぷり盛れば、見た目も満足。大豆食品は必ず加え、タンパク質をしっかりとります」(藤井さん)
1月4日発売のESSE2月号では、そのほか“太る習慣”をプロが見直して、1か月で約3kgやせた読者のダイエットレポートや、無理なくやせる日常動作も紹介しています。太らない暮らし方のヒントが満載の2月号をぜひチェックしてみて!