子どもたちにとって、お正月のお年玉は楽しみなもの。ふだんなかなか子どもとお金について話をする機会がないご家庭でも、冬休みでもあるこの時期に、お年玉をきっかけにお金の使い方についてお話をしてみてはいかがでしょうか。「ESSEフレンズエディター」のメンバーでファイナンシャルプランナーの資格をもつkiyoさん(現在50代、離れて暮らす大学生の子ども2人)が、「わが家の例」を紹介してくれました。

お年玉
お年玉をもらうお正月は、子どもとお金について話すチャンスです
すべての画像を見る(全3枚)

「お年玉」はお金の使い方を学ぶチャンス

お正月に祖父母や親戚の方にいただくお年玉。子どもにしてみると「普段のお小遣とは違う大きな金額」を手にしてびっくりするのではないでしょうか。

日頃、子どもとお金の使い方について話すことがあまりなかったので、わが家では小学生の頃からこのときをチャンスとしてお金について話をしていました。

お年玉の使い道プラン

お年玉の使い道プランを紙に書いてみるのもひとつの手。

●お年玉、なにに使う?どう使う?

もう大学生になっている子どもですが、小学生の頃は、お年玉をもらったらまず「なにか買いたいものはある?」と聞きました。年齢によってキャクターグッズであったり、コミックスであったり、おしゃれグッズだったりします。

次に、「いくらぐらいあれば買えるかな?」と一緒に予算を考えました。そして、これはお買い物に使う分、残りは貯金しようね、と取り分けます。

お買い物分は一緒にお店に行って、予算の中で買い物をします。実際にお店に行くと予算では買えなかったりすることもあります。そのときは「本当に欲しいのかな」「別のものに変える?」「がまんする?」などと話し合って、使い道を考え直すこともありました。