年齢とともに「お年玉」の使い道も変化

小学生のうちはこんな感じでしたが、中高生になると変化してきます。

娘や息子本人から「今すぐに欲しいものはないのでこの先1年間で使う分を取り置き、あとは貯金する」と言い出すことも。

毎月のお小遣いも渡していましたが、それとは別に、友達と遊びに行くときや好きなアイドルのグッズを買うときに取り置いたお年玉を充てているようでした。高校生のときは、部活で使う楽器の費用の一部にしたりも。大学生の今は、長期休みの旅行の軍資金にもなっているようです。

●ぜひ一緒に金融機関へ

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貯める分のお金は私が預かり子ども名義の口座へ預け入れ、それを通帳とともに子どもに報告します。子どももしっかり覚えていて、今はいくらぐらい貯まっているな、と把握しています。

使い道はまだ決めていませんが、「将来、たとえば留学したい、海外旅行に行きたい、といったときまで貯めておこうね」と話しています。

私自身の場合ですが、私の母は私が小学生や中学生の頃に郵便局へ連れて行ってくれ、預け入れる方法、引き出す方法を教えてくれました。大学生になって一人暮らしであわてないように、小学校高学年~中学生くらいになったら、ぜひ一緒に金融機関に行ってみてはいかがでしょうか。

 

一年に一度、子どもが楽しみにしているお年玉です。すべて貯金ということも「あり」ですが、せっかくの機会なので、使うこと・貯めることの両方を、子どもと一緒に考える機会にしたいと考えて、毎年子どもと相談しています。

同時に、お年玉をくれた大人たちの思いや、お金に対する考え方も伝えるようにしています。参考になればうれしいです。

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