タンク式トイレは掃除に難あり

2階のトイレ
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2階はタンク式トイレを採用しました。

タンクに手洗いもついているので別途手洗い場をつくる必要はありません。ですから使っていて大きな不満はありません。ただ、便座とタンクが別になっているので、掃除をする場所がタンクレスよりも少し多いです。

便器とタンクの間は、とくに手が届きにくくて掃除しにくい場所。ホコリもたまりやすいので毎回掃除をするのが手間です。

わが家の場合、トイレは2週間に1度掃除しています。比較的頻度は高いので、掃除の手間もバカになりません。

 

トイレの満足度は収納が十分かどうかもポイントに

ここまでタンクの有無に着目してタンクレス/タンク式トイレのメリットとデメリットをお話しました。

筆者は、費用が高いものの、見た目がすっきりしている点や、掃除の手間が少ないという点で、タンクレストイレに魅力を感じています。ただ、新居に3年暮らして大事だと思うのは、タンクのあるなしよりも、十分な収納があるかということです。

トイレの中に置いておきたいのは、トイレットペーパーと掃除用具、女性であれば生理用品などです。とくにトイレットペーパーは、家族が多くなると消費も多くなります。トイレ内にまとまった数を収納できた方が安心ですよね。

 

トイレの壁を使った収納

1階トイレは、手洗い場の向かいの壁につくった収納スペースに、常に4個の予備がある状態にしています。

じつは1階トイレのすぐ隣に大きめの収納があり、トイレットペーパーをまとめて置いています。ですから、1階トイレの場合、隣の収納からトイレットペーパーを補充する形でも不便はありません。

 

2階トイレ

一方、2階トイレは、1階収納から距離があるので、いちいちトイレットペーパーを補充するのが手間。そんな理由から、まとまった数のトイレットペーパーを置いています。

2階トイレの背面収納の棚部分(写真)は、幅66×高さ25×奥行き22cmと、トイレットペーパーを置くには十分な大きさ。その上につり戸棚があるので収納に困りません。ちなみにこのつり戸棚には、残りのトイレットペーパーと生理用品を収納しています。

また、身体に触れるトイレットペーパーや生理用品と、掃除用具は分けて収納したいという方も多いと思います。筆者も別にしまいたい派。ですから、掃除道具用に便器の前にも小さな収納をつくりました。

タンクレスかタンク式かを決める前に、まず十分な収納(量や数も検討)を、確保することから考えることが大事かもしれません。

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