春になると明るいカラーが勢ぞろい。でも「大人の肌に似合わない」と、尻込みしていませんか?
「悩み多き大人世代こそ春色にチャレンジしてほしい」と語るのは、ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさん。大人の女性がすてきに見えるテクニックを教わりました。
長井かおりさんに教わる!ピンクで大人の好感度メイク
●悩み多き大人世代こそ春色にチャレンジを
「最近のコスメは、発色・質感ともに向上! 肌によくなじみ、浮くこともなく、むしろ自然な血色やツヤを与えてくすみを払うから、大人の肌を美しくする、うれしい効果がありますよ」と長井さん。
なかでもこの春注目したいのが、ピンクです。
「ピンクは大人が敬遠しがちな色ですが、くすみや青みがかっているものを選べば、甘くなりすぎることはありません。またツヤや透明感が高く、肌によくなじむので、地味に見えたり、逆に派手すぎてしまうこともありません。大人世代も、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください」
大人が選びたいのは、青みやくすみを感じさせるピンク。甘すぎない仕上がりは高感度大です!
●チークの塗り方
1:手の甲でチークの分量を調節するふんわりと自然に色づいて幸せな表情を演出する、好感度の高い青みピンクを使用。
ブラシにチークを取ったら、まず手の甲にワンバウンドさせて分量を調節。濃くつきすぎるのを防ぎます。
2:ダイヤモンド形になるように入れるブラシを寝かせ、チークをポンポンとのせます。鼻から上の位置にダイヤモンド形になるように入れて。
●リップの塗り方
1:指でポンポンとリップを置いて唇全体を彩る唇に血色を与えて華やかに彩るローズピンクを使用。とろけるような質感で、気になる縦ジワもカバーします。
指先にリップを取り、唇の上でポンポンと軽くたたくようにしながら、全体にバランスよくなじませます。
2:唇を擦り合わせて自然になじませる好みの濃さになるまでリップを重ねたら、上下の唇を「んぱっ」と擦り合わせて、均等になじませます。
●目元に目元にピンクをのせて統一感をプラス
アイメイクはベージュ系をベースに仕上げたら、最後にピンクのチークが残ったブラシでまぶたをひと塗り。ピンクで統一された、ワントーンメイクが完成します。