今日からでもできる!ハーブを暮らしに取り入れる、身近で意外なアイデア3つ
すべての画像を見る(全7枚)最後に、ハーブティーから精油まで、さまざまな「ハーブの力」を伝えている萩尾さんから、日常に気軽に取り入れられるハーブのアイデアをご紹介いただきました。
●1:1、2種類でも、気になるハーブを身の回りに置いてみる
スーパーマーケットの青果コーナーにも、近ごろは豊富な種類のハーブが並んでいます。気になるものを選んでみて、家に置いておくだけでも、ちょっと気分が変わるはずです。
おすすめしているのは、オフィスにキッチンペーパーなどに包んだハーブを束でもっていくこと。疲れたら取り出してそのまま嗅いでみるもよし、お弁当にちぎって入れるのもまたよし。予想以上に気分をリフレッシュさせてくれるはずです。
●2:ハーブティーは、飲むだけではもったいない。湯気もごちそう、お風呂にも
ハーブティーは、お茶として飲むのに慣れない方もいらっしゃいますね。いただきもののハーブティーを余らせるなら、熱いお湯を注いで湯気を浴びるだけでも気持ちよいものです。糖分などが加わったものでなければ、お風呂に入れればハーブバスに。手や足湯だけでもどうぞ。
●3:街路樹の花、生垣のジャスミン。気になる植物の香りと向き合ってみることも大切な時間に
ハーブの種をまいて芽吹きを見ることは、それだけで深い癒やしとなってくれますが、難しい場合は暮らしの周りの植物の香りにちょっとだけ立ち止まってみてください。
私はたまに東京にでかけると、住宅街の生垣で咲くジャスミンなどの香りにふと振り返ることがあります。視覚過多になりやすい現代の暮らしのなかで、街路樹の銀杏の香り、道端のヨモギの香り…など、嗅覚を生かして自然の力をいただく時間は健やかな暮らしに大いに役立つと思います。