そこで私がここでオススメできることは、カンニングです。残念ですが、これしか解答を導きだす方式はありません。人に聞いたり、隣をのぞいたりして正解を得て、提出する。チラ見の美学。一からしっかりと理解してから挑むという、これまでのやり方を、この際やめましょう。手放す、見逃す、あきらめる。頭文字でいうと、TMA方式を導入するのです。頭文字いらなかったかな。そしてわかった風な顔でやり逃げる。それでいいと思うんです。

なぜなら敵はこれからもますます進化してきますし、我々はどんどん退化するばかりなのです。そんな奴らと戦ってはいけない。苦しんではいけない。柳に風とばかりに、そよそよと「やってる風」で吹かれてみてください。

あとで面倒なのは私なんだから、と思うかもしれませんが、そんなのはあとに残った者のさだめとして受け入れるしかないです。人類はずっとそうしてきたのだから、できます。

カンニングも何度かやってるとわかりますが(なぜ知ってる)、人間というもの、慣れてきてすっかりコツがつかめるようになってくるものです。カンニングなんていらなかったなあ、と思うようになるのは割とすぐ。「人間はすぐに慣れてしまう動物」、という古くから生まれ持つDNAを信頼することしか、打ち勝つ方法はありません。ぜひ明日からでも試してみてください。

<清水ミチコさんがあなたのお悩みに答えます>

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