空気の乾燥とともに奪われていく肌のうるおい。保湿不足はシワ、くすみなどのエイジングサインを進行させます。そこで、40代の読者をモデルに、一日じゅう乾き知らずの肌をつくる保湿ケアを、“すっぴんのカリスマ”として人気な美容家の岡本静香さんに教えてもらいました。

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すっぴん時間をつくり、24時間こまめに保湿を

岡本静香さんと緒方未歩さん
読者の緒方さん(写真左)と美容家の岡本さん(写真右)
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緒方さん:最近、乾燥やくすみ、目のクマが目立つようになりました。
岡本さん:秋は、夏の紫外線ダメージの影響を受けて、肌がとても乾燥しやすい状態にあるんです。
緒方さん:職場では一年じゅうエアコンの風にさらされているせいか、頬がカサカサすることも。
岡本さん:肌の水分保持力が低下する大人の肌は外気の状態に左右されやすく、保湿ケアが十分でないと敏感になったり、肌荒れなどのトラブルが起きやすくなったりするんです。
緒方さん:毎日メイクをしているので、朝晩のケアはわりとしている方だと思っていたんだけど…。
岡本さん:空気が乾燥する秋冬は、朝晩の基本のケアだけだと不十分なことも。昼の追いたし保湿、シートマスクやナイトパックなどスペシャルなケアも加えていきましょう。あと、外出先から帰宅したら早めにメイクオフをして、すっぴん時間を増やしてみて。メイクによる肌負担を減らせるだけでなく、自分の肌と向き合いながらこまめな保湿ケアができて“すっぴん美肌”もみがけますよ。

●秋冬の肌はこんな状態

負のループ

夏の紫外線ダメージを受けてターンオーバーが乱れ、肌の基礎力・保水力が低下。外気が乾燥する秋冬に保湿ケアが不十分だと乾きが進む…という負のループに!