お金を貯めるのが得意な人は、買い物にも独自のルールがあるはず。
そう考えたESSE編集部は、年間貯蓄額が100万円を超える“貯め上手さん”の買い物を密着取材!
ここでは世帯年収520万円に対して年間150万円の貯蓄に成功している、貯め上手なESSE読者のKさんに登場してもらいました。
貯め上手の買い物術。買い物にはメモを持って行き、特売品を狙い買い!
「わが家は夫と、5歳の長女、1歳の長男の4人家族で、月の食費予算は4万円ほど。食料品は、特売の日を狙って週に4回買い出しに行きます。今の家はキッチンが狭く収納スペースがとれないため、まとめ買いには不向き。必然的にちょこちょこ買うようになり、ムダなストックもなくなりました」
週4回のうち、3回は平日の特売日を狙うというKさんに、貯めるための買い物ポイントを聞いてみました。
●ポイント1 買い物前にネット広告を確認する
スーパーに行く前に、まずはネットでチラシをチェック。買いたい食材をメモし、だいたいの予算を確認しておくことで、買いすぎを防止できるそう。
すべての画像を見る(全4枚)「カッコ書きの食材は、安くなっていたら買いたいものです。お弁当用など、なにに使うかもイメージしながら書き込んでおくと、買い物のときに迷いません」
●ポイント2 2軒のスーパーを効率よく使い分ける
家の近くにはAスーパーとBスーパーの2軒があり、Aスーパーは庶民的なチェーン店でデイリー食材が安く、Bスーパーは高級路線で鮮度や味にはずれがないのが特徴だとか。
「どの曜日になにが特売になっているかを把握し、目的によって使い分けています。」
曜日ごとに特売になるのは、下記のものだそう。
Aスーパー月曜日:魚類、ジャガイモ、リンゴ、バナナ
水曜日:肉類、卵、豆腐、タマネギ、牛乳
金曜日:卵、モヤシ、ベビーリーフ
「これらの特売品に、常備食材をたして買います。たとえば水曜日なら、買い物カゴの中身はこんな感じに。特売品の肉が2種類、卵1パック、豆腐2丁、タマネギ5個、牛乳1パックのほか、うどんが4玉あります」
「離乳食の手づくりのために豆腐は欠かせないので、特売になる水曜日に2丁買います。また、肉は2種類買って1種類を冷凍保存し、肉ばかりの献立が続かないようにもしています」
家族みんなが好きなうどんは、近隣のスーパーを回ってAスーパーが底値だとわかって以来、確実に買うことにしているそう。
●ポイント3 常備する食材は事前に決めておく
狙って買う特売品のほか、常備する食材はあらかじめ決めてしまうのも、余計なものを買わず予算をキープするためのポイント。
「常備する食材が決まっていると、献立作成もスムーズに。わが家の場合は、ニンジン、大根、ミニトマト、エノキ、納豆、しらすなどが常備品です」
これらの常備食材は、在庫がなくなったときや、安くなっているときに買いたすのが習慣。
●ポイント4 日曜日は気にせず好きなものを買う
週4回の買い物のうち、最後の1回は週末の日曜日。この日は、夫や子どもと一緒に高級路線のBスーパーに行きます。
「日曜は夫が料理をしてくれることもあるので、買うものは夫にお任せ。平日とメリハリをつけることで、楽しく節約を続けられるんです」
平日に節約をがんばる分、日曜日は家族の楽しみを優先。
このルーティンで、週の食費予算6000~8000円をムリなくキープできているそうです。
では、ほかにもたくさんの"貯め上手さん"に密着。買い物カゴの中身のほか、暮らし方、給与明細なども公開しています!
ぜひチェックしてみてくださいね。