図面ではわからない!現場訪問で造作の棚を追加

造作した棚
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造作の棚についても、きっかけは現場訪問でした。実際に現場を見た結果、玄関にものを置くスペースがあまりにも少ないと感じたため、追加で設置することを決めました。

図面やシミュレーション画像で見るものと、工事中とはいえ実物を見るのでは大きく変わるのだと実感しました。

実際に暮らし始めると、この造作の棚が、家の鍵や定期券置き場として重宝しています。この場所にあることで、忘れ物防止になっていますし、探す手間も省けています。また、アルコール消毒液やマスクを置くスペースとしても役立っています。

 

仕様変更に必要な申請や費用などは?

見積書
プライバシー保護のため、画像の一部を加工しています

同じ仕様変更ですが、框の形状変更と造作の棚の設置では、内容が異なります。

玄関の框の形状変更は、もとの計画から削る内容で、かつ工事前だったので、とくに申請は行いませんでした。そのため、もとの工事費用から削減にもつながっていません。

造作の棚については、家の工事とはまったく別扱いで、追加工事としての対応に。追加工事の見積書(写真)を確認し、発注書にサイン。銀行振り込みして完了でした。ちなみに束金額は、棚をつくる材料代のみですみました。

わが家のケースでは、工事中で、かつ希望の場所が工事前だったので、仕様変更は可能でした。図面やシミュレーション写真で見るのと、実際の家を見るのでは感じ方も変わります。その場合、実物を見たときの直感の方が、正解だと個人的には思います。後悔しない家を建てるためにも現場訪問は大事だと思います。

なお、この2点はあくまでわが家の事例です。計画から工事不要になった部分は、費用削減になる可能性もあるでしょう。また、追加工事を依頼する場合でも、家の工事に組み込んでもらえるかもしれません。実際に依頼するメーカーに確認するといいでしょう。

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