●名状しがたい痛みに襲われた検査
検査は大なり小なり痛みを伴う検査が多かったです。なかでも覚えているのは「卵管造影検査」。精子と卵子が出合う「卵管」に異常がないか、造影剤を流し込んで検査するもの。
不妊治療の先輩たちが残してくれた記事やブログを読み漁るとすごく痛いらしいということがわかり、当日まで必要以上に怯えていたのを覚えています。
その日はいつもの検査室とは違い、手術室のようなところで検査用の服に着替えて挑みました。
すべての画像を見る(全4枚)おまたから管を入れ、そこまではいつもの検査で慣れっこだったのでどうってことはなかったですが、そこから「造影剤入れますね〜」と言われ「ついにくるのか…いけるか? いけるのか?」と緊張。
処方されていた痛み止めを前もって飲んで挑んだものの、麻酔もなく、息をゆっくり吐いてくださいね〜の言葉を信じてがんばって吐いていましたが、い、痛い…めちゃくちゃ痛い! 腰回りやら下腹やらなにやらが表現し難い痛みに襲われました。
私はとても痛い事があるとなぜか半笑いになる癖があり(さすがに出産のときは痛すぎて笑えませんでしたが)、あ、あは、いた…痛い…と涙を流したいような気持ちで痛みを堪えました。
アハアハ言っている私、お医者さんには気持ち悪く見えたかもしれません。
検査自体は異常はなくひと安心しました。
「この検査のあとは卵管が広がっているから人工授精もしておきましょう」とタイミングをみて処置してもらいましたが、残念ながらなんの変化も見られませんでした。残念。