●シワになりにくく、洗いやすい服を選ぶ
次に気をつけるようになったのが、シワになりにくい生地の服、かつ、クリーニングに出さなくていい服を選ぶということです。
シルクやレーヨンの肌触りが大好きでしたが、クリーニングに出すお金も惜しいし（それならおいしいものを食べるか好きなアクション映画を見るかCDを買う）、家で手洗いできるとしてもアイロンをかけてまで着ないといけない服はしんどいのでもういいです。いつかは気持ちに余裕ができるかもしれませんが、今はいい、と思っています。
●よい姿勢でいることを心がける
また、よい姿勢でいられるようがんばっています。
がんばるのは嫌いですが、姿勢を維持しようとするのは見た目だけでなく体幹を鍛えるのにもいいと思っています。お金もかかりません。
じつは私は、若い頃からのコンプレックス（胴長短足です）を隠すため、背筋を伸ばす習慣が身についていたはずでした。ところが年齢を重ねるにつれ、よい姿勢でいるのが疲れるようになりました。そうなると、服だけでなく自分も残念に見えてしまうように思います。
ふたたび気を引き締めてよい姿勢でいるようにしたのは、数年前の娘の言葉がきっかけです。「おかあさん、背中が丸まっているよ」とのことでした。娘はそういうことを言わないタイプだったので、よほど私がひどかったのでしょう。以来、服も自分も少しでもスラリと見えるようになればいいなと思いながら、背筋を伸ばしています。
理想は、好きな服を好きなように着ることだし、人からどう見られるかより自分がどう思うかの方を優先したいです。でも、無意識にショーウィンドーに映った自分が目に入ったときガッカリするのは、避けたい気持ちがあります。まだこの気持ちがあるうちは、服選びと姿勢に気をつけつつおしゃれを楽しみたいものです。
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