住んでみて数年…どんどんデスクを使わなくなってきた

「便利でした」と先ほど書いたわけは、今では事情が違うためです。最初のうちは喜んで使っていたこちらのデスク。じつは、次第に使用頻度が少なくなっていきました。その理由は以下の2つです。

 

●子どもの勉強はリビングテーブルや個室メインに

小学校に入学直後は、スタディーコーナーで宿題をしていた長女。しかし、しばらくするとダイニングテーブルで勉強することが増えました。

キッチンにいる筆者と対面で話せる、机を広く使えるなどがその理由です。また、ダイニングテーブルの場合、きょうだい並んで座ることができます。

長女は勉強、長男はお絵描きといったように、2人で一緒にダイニングテーブルを使うシーンも多くなりました。

小学校高学年になるころには、リビングではなく子ども部屋で勉強するように。一方長男は、ダイニングテーブルでの勉強を好んでおり、子どもたちがスタディーコーナーを使うことがほぼなくなりました。

 

●テレワークもリビングでは仕事しにくい

パソコンを置いたスタディーコーナー
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以前は、ちょっとした調べものやPTAの仕事などでパソコンを使う程度だった筆者。しかし、二男出産後に転職し、パソコンで仕事をする職種になりました。

持ち帰りの仕事を夜に少しやる程度でしたら、スタディーコーナーを使って行うでも問題なかったのですが…。コロナ禍の到来をきっかけに、テレワークに切り替わり、自宅で仕事することがぐんと増えたのです。

そうなると、リビングでの仕事はかなり困難。リビングに筆者がいると、子どもたちは通常モードで話かけてきますし、子どもたちが観ているテレビの音も気になります。結果、仕事にまったく集中できない!

また、コロナで休校となっていた時期には、WEB会議の画面に子どもが入ってしまうケースも続出…。

「このままでは仕事にならない」と、結局別の部屋にパソコン専用のデスクを設置し、そこで仕事をするようになりました。

 

デスクはいろんなものが山積みの物置状態に

物置状態のスタディーコーナー

その結果、デスクはだれも使わないただの物置状態に…。教科書や書類だけでなく、子どもの学用品や貯金箱、キッチンに置ききれなかったコーヒーメーカーまで。いろいろなものをちょい置きする場所に化してしまったのです。

ものが散らかりはじめたデスクを、整理してまで使いたいという家族も、わが家にはいませんでした…。

ものがどんどんとたまっていき、最終的にだれも使えないデスクとなってしまったのです。