●「好きなこと」に出合える人の3つの条件

残念ながら「好きなこと」がいきなり目の前にポンと現れることは、まずないでしょう。よく、「どうすれば好きなことに出合えますか?」と質問を受けますが、こうすればいいという「正解」はありません。いろんなことを体験してみて好きかそうでないか分れていく。きっかけになる行動が大事です。行動するのがなぜに大事かというと、行動することでしか体感できないからです。大事なことはすぐに始められる自分に整えておくことです。そのためには以下のことが大切です。

(1) 笑顔でいる

(2) 心の余裕を持つ

(3) 「でも」「どうせ」の言葉を封印する

ピラティス
※写真はイメージです
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私は、ピラティストレーニングにハマって3年目になります。きっかけは、体のメンテナンスではじめて鍼とマッサージを受けた日のこと。トレーナーとは笑顔で会話していい感じに話が弾みました。体の不調を相談すると、「ピラティスって知っていますか?」と質問されたのが始まりです。あのとき、疲れているからと仏頂面をしていたら会話は続かなかったでしょう。

人からアドバイスを受けても、心の余裕がなければ、余計なお世話に聞こえたかもしれません。そして、万年ダイエッターの私。「どうせ効果ないんじゃない?」でも「続けなければ意味ないでしょ」という、できない理由を探していれば、きっと始められていなかったでしょう。ブログを始めたのも、ささいなきっかけからです。あのときこそ、「でも」を封印して良かったし、頭から「できそうもない」と否定しなくてよかったと思います。

●「好きなこと」を始めるために必要なこと

中道あん

『笑う門には福来る』のことわざにあるように、仏頂面にはチャンスは転がってきません。笑顔でいるのは心がけで変わります。普段から口角を上げておく意識と「ありがとう」の言葉かけです。これだけで、周りからの見え方が変わります。

心の余裕には、時間とお金の余裕も深く関わりがあります。お金があっても、残業でボロボロになった体では心に余裕はできないでしょう。逆に時間はたっぷりあってもお金がなければ、お金のかからない好きなことを見つける必要があります。つまり選択肢が限られます。

お金に対するストレスは心を疲弊させる原因にもなります。「好きなこと」を始めるには、ある程度の時間とお金も余裕があった方がいいでしょう。

そのために、どう働き、どう暮らしていくかが、今後の人生のテーマになっています。遊ぶように仕事がでるようになれば、最高だと思います。

「誰かのために」を手放して生きる

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