レス夫は単身赴任。義母の介護を押しつけられて…
そんな日々が3年ちょっと続いたある日、夫が名古屋へ転勤になりました。初めは家族みんなで帯同して引っ越す予定だったのですが、タイミング悪く、夫の母が転んで腰の骨を折ってしまったのです。
●突然始まった義母との同居生活
日常生活に支障をきたすような状況となり、急遽同居することに。義母の介護を私に押しつけて1人で身軽に名古屋へ単身赴任するのに、「幼稚園を転園させずにすんでよかった」とあたかも子どものためを思ってこの選択肢をとったという体裁をとっていました。
まったく腹が立たなかったといえば嘘になりますが、義母の介護はこの家に嫁いだ者の責務だと感じていたし、育児も家事もとにかく必死で、自分の置かれた状況に疑問をもつことすらありませんでした。
が、義母と同居することになってからも、夫から渡される生活費はどんどん減るばかり。今ほど物価は高くなかったとはいえ、この頃には毎月渡される生活費が5万円にまで減っていて。さすがにやりくりするにも限界があって、私は専業主婦をやめて働きに出ることにしました。
レスのまま、夫との距離はどんどん開くばかり。夫が家に寄りつかなくなったと思ったら、女がいたというお話は次回したいと思います。
