●4:買ったばかりだから手放せない

新品の服
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半年前に買ったばかりのジャケットがしっくりこなくて、着るたびにモヤモヤしていたので手放しました。自分の経験上、違和感がある服は手にする回数がどんどん減っていくとわかっていたからです。

「まだ買ったばかりだから着なくちゃ」とプレッシャーを感じて自分を追い込むのはストレスなので、反省しつつ手放します。

●5:まだ着られるから手放せない

服を見つめる女性

 

ヘビロテしていた服に対して「そろそろ飽きたなぁ、ほかの服が着たい」と思うことがあります。大きなダメージはなくてもくたびれ感のある服や、自分のなかで賞美期限がきれた服は着ていても気分が上がらないことが多いので手放しました。「まだ着られる」は服が主役、「まだ着たい」は自分が主役。ものを大切にすることはとても素敵ですが、自分の気持ちを最優先しましょう。

●6:もう買えないかもしれないから手放せない

私が今まで手放してきた中で、もっとも稀少なアイテムはエルメスのバーキンだと思います。なかなか手に入らない憧れの名品でしたが、残念ながら当時の私には上手く使いこなせませんでした。今は自分が所有しなくても、街や雑誌のなかでだれかが持っている姿を見るだけで満足です。

お金で手に入れたものは、まったく同じものは無理だとしても似たようなものならまた手に入ります。今の自分にフィットしないなら手放して、いつか似合うようになったときにどうしても欲しい場合は、もう一度購入を検討すればいいのではないでしょうか。もしかしたら、もっと自分に合うものとの出合いもあるかもしれません。

●服と一緒に執着心も手放そう

私はモノに愛着はあっても執着はしないタイプです。1つ1つをこだわって選び、きちんと使いますが、手放すときはさっぱりと潔く。

今持っているものは“今の自分が好きなだけ”で、ずっと好きかどうかはわからないし、新しい出合いもあるので、所有することにはあまりこだわっていません。服と一緒に執着心も手放していきたいですね。

 

ponpocoさんの著書『200着の服を8割減らしたらおしゃれがずっと楽しくなった』(扶桑社刊)では、だれでも服を8割減らせるコツや、ブランド品との上手なつき合い方などについて、無理せず自分らしいミニマルライフを実現するためのヒントが書かれています。

200着の服を8割減らしたら おしゃれがずっと楽しくなった

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