●3:服を捨てるのは「早めの終活」と考える

私たちのクローゼットの中にあふれている洋服は、自分自身の歴史でもあります。会社員時代のスーツ、子育て中に着たカジュアルな服、旅先で買ったTシャツ…。だからこそ、その歴史に向き合い、自分だけの「洋服の終活」をはじめることは重要です。

クローゼットがパンパンの状態で老後を迎えても、だれかが捨ててくれないといつまでも服は多いまま。元気なうちに好きな洋服だけに厳選しておくことで自分もラクになり、残ったものを整理する親族の負担を減らします。

服を減らすことで毎日の服選びが楽しくなりますし、クローゼットの掃除も管理もしやすくなりますよ。

 

●4:困ったときは「レンタル」を活用できる

最後に、服を手放すことによる不安を取り除く方法として「レンタル」という選択肢もあります。

たとえば、友人の結婚式に出席するために、特別なドレスが必要になったとき。そのためだけにドレスを購入すると、あとで着る機会がなくなってしまうことも。そんなときは、レンタルサービスを利用すれば、必要なときだけ特別な服を借りることができます。

なかなか服が減らせない方、服を捨てることに罪悪感がある方に、今回の記事がヒントになればうれしいです。