アメリカで貧しい母子家庭に育ったことで、お金の大切さに気づけたというパックンさん。今回は、パックンさんが子どもの金銭感覚をみがくために実践していることを、4つ厳選して紹介します!
パックンが語る子どものお金のこと
「人からもらった白黒テレビはいつも壊れていたし、家で飲むのは水か脱脂粉乳。20年間ずっと同じスカートをはき続けた母は、お金が心配でよく泣いていました」とパックンさん。
将来、子どもがお金に困らないために、小さい頃からのお金の教育はとても重要と話し、「給料はどこから支払われるのか、どのように計画して使えばいいのか、実際の金額は出さなくてもいいので、数字を使ってオープンに話しましょう」と教えてくれました。
そんなパックンさんが今の子どもに実践して欲しいというお金の教育術をご紹介!
●1:スーパーの買い物はゲーム感覚で楽しむ
子どもと買い物に行くと、「予算は3000円以内だよ。なにが買える?」「お金がたりないね、なにをやめる?」とゲーム感覚で店を巡ります。楽しみながら、金銭感覚が身につくよ!
●2:どうしても欲しいものは努力してゲットさせる
おこづかいは家事の報酬制。外出時に渡すお金は使い道を聞き、「ランチで900円? パパは500円でいいと思うから、残りは家事をして稼いで」と言う。欲しいなら努力しないと!
●3:クリスマスには現金をプレゼントして、投資を学ばせる
クリスマスには、まとまったお金を渡して投資信託を買わせています。自分で投資先を決めるから、さまざまな企業や国に興味をもち、社会とのつながりを実感しているみたい。
●4:気になるお金の「なぜ?」でクイズ大会!
「なぜ税金を払うの?」「なにに使われるの?」など、身近なお金のクイズをよく出します。子どもが答えたらまた質問して、また答えて…と続けるうちに、お金の知識が身につくよ
ESSE8月号の特集「小学生・中学生・高校生のステージ別でわかる 子どものマネー教育」では、将来、子どもがお金で困らないために、家庭でできるマネー教育を紹介! 小・中・高校生の間にやっておくべきことを専門家たちが伝授します。マネー教育はぜひ早いうちに!