48歳、「働かなくてもいい暮らし」のための節約とは?
いくら備えておけばいいのか、老後資金について漠然とした不安を抱える人は多いもの。ここでは、「働かなくてもいい暮らし」を目標に生活費を無理なく抑え、趣味を満喫しながら暮らしている、48歳のトモさんの暮らしを紹介します。
●理想の暮らしを手に入れるための、メリハリあるルーティン
すべての画像を見る(全14枚)トモさんが暮らすのは、3LDKのマンション。ひとり暮らしとしては、かなりゆとりがあります。「結婚していたときに、将来を考えて広い新築物件を選んだんです。離婚後、引っ越しも考えましたが、職場に近く、スーパーやドラッグストアなど徒歩圏内に必要なものがある便利さから、離れがたくて」
残りの住宅ローンを引き受けてひとりで返済することに。節約テクはその頃に身についたものです。「ローン完済後もそのとき身についた暮らしが抜けず、とくに予算立てしなくても毎月平均15万円以下で生活できています」
事務職として、カレンダー通りに勤務するトモさん。仕事のある平日も自分の時間を確保するために家事の手間は極力カット。ルーティン化することが節約の助けにも。
<6:30起床>
●朝イチで部屋中の窓をあけて換気
トモさんの住む部屋はひとり暮らしとしてはかなり広めの3LDK。起床後、まず初めにするのはリビングの窓をあけて空気を入れ替えること。「朝はそこまで強くないのですが、この習慣ですがすがしく一日を始められます」
●朝食の定番はプロテインマグケーキ
材料を混ぜて電子レンジで加熱するだけなので忙しい朝にぴったり。「チョコやブルーベリーなどプロテインの味を変えて楽しんでいます。出勤前に散歩する日はフタつきの耐熱ビンにつくって持っていくことも」
●前日に準備しておいた弁当を仕上げる
昼食は必ず弁当を持参。「最近ハマっているのはスープジャー弁当。スープに使う野菜は前日の夕食の支度のときに食べやすく切っておき、肉や魚を加えてひと煮立ちさせたら完成。オートミール、スープの順に入れ、ニラやミズナなどの火のとおりやすい野菜は最後に加えます」
「みそ玉」は、赤みそ、白みそ、タマネギ、リンゴ酢をフードプロセッサーでかくはんし、小分けにした自家製インスタントみそ汁。スープジャー以外の弁当の日に。
<7:30出社>
●iPadでテレビを観ながら身支度
メイクスペースは、自然光の入るダイニングテーブルが定位置。「朝はテレビの時報で動くのが習慣になっていますが、わが家のテレビは電力消費量が大きいタイプ。スティック型のテレビチューナーをiPadに挿してテレビ代わりにしています」
「サイトスティック」(ピクセラ)はiPhoneやiPadに接続し、地デジやワンセグ放送を受信してテレビが観られる。写真は「XIT-STK200-LM」(販売終了)で、最新モデルは「XIT-STK210-LM」(実勢価格12980円)。