“なくても豊か”な暮らしの工夫

掃除機、エアコン、洗濯機…。皆が暮らしに必要だと思っている家電も、なければないでなんとかなると稲垣さん。

「ないからこそ工夫する。そこにおもしろさがあるんです」

●洗濯はオケで手洗い

アジアン柄のオケ
お気に入りのオケで手洗い
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アジアン柄のお気に入りのオケを洗濯用に。

「手ぬぐいやふきんは使用後すぐゆすいで干すだけ。洋服も汚れたらここで洗います。洗濯物をためなくなり、予備も不要に」

●“手で掃除”にしたら部屋がきれいに

ホウキとちりとり

掃除機がけは面倒で大嫌いだったそう。

「ホウキとぞうきんを使うようにしたら、自分史上いちばんきれいな部屋に。私が嫌いなのは、掃除じゃなくて掃除機だったんです(笑)」

●ハタキかけは楽しい!

ハタキかけ

2日に1回程度、ハタキかけ。

「こんなにホコリが! と汚れが目に見えると、掃除が楽しくなるから不思議。掃除を楽しいと思う日がわが人生に訪れるとは思いませんでした」

●ほてった肌にヒノキオイルをスプレー

ヒノキオイル

暑い日は、ヒノキオイルやハッカ油を水で薄めたものをシュッとひとふき。

「風がひんやり気持ちよく感じます。エアコンを使わなくなったら、わずかな風にも敏感になりました」

●肌はゴマ油、髪は自家製オイルでケア

自家製ヘアオイル

高級化粧品をやめ、ケアは太白ゴマ油オンリーの稲垣さんですが、お肌ツヤツヤ。

「髪は干したミカンの皮とユーカリの葉で香りづけしたオリーブオイルでケアしています」

●リメイク服で涼しく過ごす

リメイクした洋服

父親の古いシャツでつくったトップスと着古したジーンズを自分でリメイクしたスカート。

「バッグは麻ひもとレジ袋、友人からもらったベルトでつくったので材料費0円です」

 

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