梅雨の時季に悩ましいのが「部屋干し」に関する問題。生乾き臭がしたり、部屋の中で場所を取ったりして、毎年困っているという人も多いのではないでしょうか。そんな部屋干し問題を解決するコツと便利アイテムを、お掃除ライターのよしママさんに教えてもらいました。
「部屋干しの場所」を変えたら生乾き臭がなくなった!コツと便利アイテム
すべての画像を見る(全7枚)毎日必ず出る家族の洗濯物。梅雨や花粉の時期などで外干しできない日が続くと、洗濯物がたまってしまいます。毎回コインランドリーへ行くのも大変なので、室内干しの環境は整えておきたいですよね。
今回、アパートやマンションなどの浴室乾燥機が設置できないどんなお宅でも、出費を抑えつつできる室内干し方法を紹介します。
●部屋干しで直面する課題
洗濯物を室内干しすると、さまざまな問題に直面します。
まず、スペース問題。家族全員の衣類やタオルを干すとなると、どうしてもある程度のスペースが必要になります。長時間、除湿器やエアコンの下に置いておく場合も、部屋の中が洗濯物に占領されてしまいます。
なんとか乾いても、生乾き臭がしたり、カーテンや部屋に生乾き臭が広がることも。乾いた衣類と乾いていない衣類を、それぞれ移動させたりする手間もありますよね。洗濯物から出た湿気が、家具やファブリック類に吸水され傷む原因にもなりかねません。
そんな部屋干しの問題を解決するためのコツは、短時間かつ効率よく風を当てて洗濯物を乾かすこと。
そこでおすすめなのが「浴室」に干すことなんです。わが家でも、浴室で乾燥させることで湿気が家じゅうに充満することなく、生活空間ではかなり快適に過ごせるようになりました。洗濯物もリビングで乾かすより1~2時間ほど早く乾き、生乾き臭にも悩まされなくなります。
浴室に物干しがない! という人もいると思うので、物干しを増やしつつ、浴室乾燥機がなくても効率よく乾かす方法を詳しく紹介します。
●部屋干しにおすすめ!山崎実業の便利アイテム
浴室で部屋干しをする際におすすめなのが、山崎実業の「マグネットバスルーム物干し竿ホルダー2個組」。
浴室の壁2面がマグネットタイプであれば、設置できます。磁石は強力なので、今まで落ちたことはありません。1セット耐荷重6kgになので、4人家族の9kg近くある洗濯物を2セットに分けて干しています。
タオルバーにかけて干していたときは、衣類が重なって生乾き臭があったのですが、衣類を外干しのように間隔をあけて干せるようになります。物干し竿は手持ちのものを準備します。伸縮性がありなるべく軽いものが扱いやすいです。