●ひとりでできる趣味のおすすめ

読書をする中道あんさん
すべての画像を見る(全3枚)

おすすめの趣味は読書。とくに小説などはストーリーと自分との対話ですので、孤独感が薄れます。ひとり旅のお供に必ず本を持っていくのはそれが理由。そして、私が日課にしているブログもおすすめです。初めは日記で大丈夫。慣れてきたら、自分のメッセージをだれかに伝える気持ちで書いてみましょう。相手は見えないけれど、きっとそれがぴったりとハマる人が必ずいます。
私がブログを始めた頃は「いいね!」も「アクセス数」も10か20くらいなもので、だれにも影響力を及ぼしていない…。つい凹みがちな場面では見方を変えてみました。子どものとき、クラスに自分の意見を言って20人も賛同してくれたかな? クラスの全員が拍手してくれたことあったかな? そんなことは一度もありません。だったら、「いいね!」してくれた人がたった一人でもなんてすばらしいことなのだと思えたのです。数字だけを見ずに、現実に置き換えてみたらそのすばらしさに気づくはずです。
私たちは、会社と家との往復で一日の大半の時間を使います。ここにブログを取り入れると、会社・家・ブログという3つの点になります。それを線で繋ぐと3角形になり面積ができます。つまり人生に広がりができるのです。それがひとりだけどひとりじゃない世界だと思います。

私は、ブログ発信のおかげで世界中に暮らす日本人と繋がりをもつことができました。

●自分が主役になれる「ひとり起業」

さらに繋がりを深めたものは、ひとり起業です。
起業というと大げさですが、あなたのこれまでの経験や人脈、そして趣味がお金に変わる時代になりました。私も10年間、正社員として働いていましたが、組織のなかでは常にわき役。それを、自分が主役になってするのがひとり起業です。

私の場合は、退路を断って会社を辞めてから起業しました。でも会社員をやりつつ副業で始めても、専業主婦がママ友の繋がりを活用して自宅起業でも、方法はいくらでもあります。というとひとりじゃ不安だから「自分のたりないところ」をもった仲間とやっていきたい。だれかと一緒なら1馬力が2馬力になって、力強い。なんて考えがち。それは言い換えると「仲間がいなくなったら継続できない」ということになります。それでは上手くいきません。起業は自己責任の世界です。ひとりでやるから主体的に生きられるのです。

ひとりの時間にすることで、どんどん自分らしさが育っていきます。だれかと一緒じゃないと寂しい世界から、だれかと一緒でもひとりでも両方楽しめる世界へ。幸せな孤独を生きています。

 

「誰かのために」を手放して生きる

「誰かのために」を手放して生きる

Amazonで見る
50代からの毎日を応援する記事多数!「これからの暮らし by ESSEonline」はこちら