50代の家づくりでこだわったこと

手触りのよい素材とのびやかな雰囲気を楽しめるLDK。そして、スムーズな家事動線。いつまでも心地よく過ごせるのが、M邸のよいところです。こだわったポイントを紹介。

 

1.プライバシーと開放感を両立する中庭

中庭に面したLDK
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人目を気にすることなく、カーテンいらずで暮らすことを希望して、LDKはプライベートな中庭に面して設置しました。

大きな掃き出し窓と高窓から、光と風を取り込む開放感あふれる空間です。ナツツバキが季節の移ろいを演出します。

 

2.調理がはかどるコンパクト動線のオープンキッチン

オープンキッチン

シンクとコンロを備えたペニンシュラ型と、背面収納を設けたオープンキッチンは作業効率が抜群。「以前の住まいは半独立タイプのキッチンで、調理中は孤独な感じでした。その不満を解消したくてオープンにしたんです」と妻。

 

3.無垢材と色にこだわった上質なLDK

無垢材と色にこだわったLDK

以前の住まいの内装材が好みではなかったことから、新居では素材使いにこだわった夫妻。LDKは国産のカバ無垢材を床に、壁は調湿効果のあるエッグペイントを用いました。

 

キッチンの壁

キッチンの壁は、妻が好きなブルータイルをアクセントに。

 

4.洗濯動線をコンパクトにした水回り

コンパクトな水回り

日々の家事をスムーズにこなせるよう、洗濯動線を集約。洗面室の両サイドに浴室とウォークインクロゼットを振り分け、「脱衣→洗濯→衣類」の収納の動きをコンパクトにしました。「家事ストレスが軽減できて本当に快適です」(妻)。

 

5.疲れを癒やすラグジュアリーな半露天の浴室

半露天の浴室

浴室には壁で囲われたバルコニーを併設しました。人目を気にせず入浴できるので、露天風呂気分を堪能できる極上空間です。

浴室は洗濯をする洗面室と隣接しているため、洗濯をして干すという動線にもムダがありません。

 

6.将来を見据えた賃貸可能な子ども部屋

賃貸可能な子ども部屋

1階には2人の娘の個室を配置。2部屋はそれぞれ壁の色を変えています。写真は白を基調にした二女の部屋で、賃貸にできるように洗面を完備。

 

二女の部屋

「賃貸にするときには、バスとトイレを設置する予定です」(夫妻)。

 

7.心身ともにリラックスできる薪ストーブ

薪ストーブ

夫が望んだアイテムのひとつが薪スト—ブ。「もともとたき火が好きで、炎の揺らめきを見たかったのです」。クラシカルでシンプルなデザインのデンマーク製「モルソー」をチョイス。「冬の暖房はこれだけで十分です」。