あなたの家は大丈夫?狙われやすい家の特徴

財産と命を守る防犯対策についてご紹介します。

●侵入犯罪に遭った家の半数はカギをかけ忘れた家!

カギ
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外からの侵入者は、どんな家を狙うのでしょうか? 侵入者のターゲットになりやすい家ナンバー1は、「無施錠の家」です。

警察庁のデータでは、2022年の一戸建て住宅の侵入窃盗事件の侵入手口で最も多いのは総数1万2071件のうち6187件(51.2%)である「無締まり(カギのかけ忘れなど)」。

共同住宅(3階建て以下)の場合も総数2866件のうち1475件(51.5%)と「無締まり」が1位に。共同住宅(4階建て以上)も総数1587件のうち644件(40.6%)と、ほぼ半数近くがカギのかけ忘れが原因です(警察庁公式HP「住まいる防犯110番」より)。

どんなに強固なセキュリティを設置していても、戸締まりしていなければ意味がありません。ゴミ捨てや短時間の買い物など留守時はもちろん、在宅時も玄関や2階の窓、浴室、トイレの窓の施錠を忘れないようにしましょう。

●新聞などを郵便受けにため込まない!

郵便受けの状況は、侵入者にとって留守をチェックするための重要なツール。新聞や郵便物、チラシが郵便受けにたまっていると、「この家は長期で留守をしている」とみなされて、侵入者に狙われやすくなります。

●合カギは玄関周辺に置かない!

無施錠以外にも、狙われやすい家にはいくつかの特徴があります。その一つが、合カギが玄関の周辺にある家です。玄関のカギはできるだけ持ち歩き、郵便受けや植木鉢の下などには置かないこと。敷地内であっても、合カギを家の外に置くのは避けましょう。

●足場になるモノは置かない!

脚立やポリバケツ、エアコンの室外機などを家の周辺に置いておくと、侵入時の足場にされる可能性があります。物置や雨どいなどが2階への足場になっている場合は、工作物を設置して2階に侵入できないように工夫を。

一家に一冊!財産と命を守る最新防犯マニュアル (扶桑社ムック)

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