計画時に、ウッドデッキのサイズを考え直す

予定図
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じつは当初の計画では、もっと広いウッドデッキ、もしくはタイルデッキにする予定でした。こちらは当初の予定図。庭の割合を小さくすることで、庭仕事を少なく、ラクにしようと思っていたのです。

変更の理由は、これだとすごく予算が高かったから(笑)。そのため「庭とウッドデッキの使い道」を強制的に考えることとなりました。

・ウッドデッキは物干し場として使わない(2階のランドリールームで部屋干しするから)
・大きな公園が近所にあるから、庭は子どもの遊び場にはならない
・新居は住宅街だから、庭でバーベキューはしないだろう
・ガーデニングソファやテーブルをウッドデッキに常時置いても、使いこなせそうにない&手入れもしないだろう
・ウッドデッキで過ごしたいときだけ、キャンプ用の折りたたみイスを置ければことたりそう

 

室内から眺め

考えを整理して出した筆者の結論。それは、「室内から庭を眺めて楽しみ、ときどきウッドデッキに出てリラックスする」ことでした。

結果、ウッドデッキは縁側サイズまで小さくすることに。ベンチのように横並びで座れて、レジャーシートを敷けるぐらいの幅があれば十分と考えました。

そして、庭仕事をセーブしようという考えも改めることに。土の面積が増えた分、素人ながらも庭づくりをがんばりました(もちろん、プロにも一部お願いしています)。植物や花をたくさん植えることができ、目にもはなやかな庭ができ上がりました。

2年暮らしてみて、わが家のデッキは、やっぱりこのサイズで十分だったなと感じています。

 

スリムなウッドデッキのメリット

ベンチのようなウッドデッキ

ここからは、縁側サイズでもあると便利なウッドデッキのよさをお伝えしましょう。

まず、ベンチ代わりになる。これが意外と便利。庭の地面より約41cm高いので、イスをわざわざ外に出さなくてもいいのです。ちょっと座るのにちょうどよく、飲み物や軽食も置けます。

奥行きは狭くとも、幅はしっかりあるので、4人家族で過ごすのに困ったことはありません。

ちなみに、わが家のウッドデッキ、小雨くらいなら問題なく過ごすことができます。これは、軒があるおかげ(リビングの窓が、雨で濡れにくいのもうれしい。窓をあけて、リビングで雨音に耳をすますと、なかなか情緒を感じます)。

 

ウッドデッキ畳の収納ボックス

庭に倉庫はないので、雨で濡らしたくないものをウッドデッキに置いています。また、使って濡れたガーデングッズを乾かしたり、子どもが拾ってきたどんぐりの置き場所になったりも(笑)。

庭バサミや土などのガーデングッズは、ボックスを使って収納。剪定をしたいときや植え替えの際、すぐ出せてとても便利です。ウッドデッキの上だと高さがあるので、地面からものを出し入れするより、腰に負担がかかりません。