イベントのたびに大きな飾りを出し入れしたり、キッチンにはりついて料理をつくるのはもう卒業! アラフィフの夫婦ふたりで暮らすミニマリストのブロガー・本多めぐさんが、歳を重ねた今、季節のイベントをラクして楽しむコツについて教えてくれました。
ミニマリストが手軽に季節を楽しむ小さな工夫
今年はお祭りや季節ごとのイベントが本格的に復活しそうです。
しかし、家にものを増やしたくないミニマリストにとっては、イベントごとは家に「1年に1度しか使わないもの」が増えてしまうきっかけになってしまいます。
ここでは、ものを増やさず、ラクに季節を楽しむ小さな工夫についてご紹介します。
●1:小さな飾りものですませると、保管&出し入れがラクに
イベントごとに大きな飾り物を出してしまうと、家の中がゴチャゴチャしてしまいます。普段使わないものに収納スペースが取られるのもいやですよね。
そこでおすすめなのが、手のひらサイズの小物にすることです。たとえば写真だけ飾ったり、小さなお花を飾るなどすると、出すのもしまうのもラクに。
小さなお子さんがいるご家庭などかつては大きなクリスマスツリーを飾っていた頃もあったでしょうが、大人になった今こそサイズダウンのチャンス。ミニサイズの飾りやリースだけ飾るなど、小さくするのもいいと思います。
すべての画像を見る(全3枚)わが家では、手の平サイズのガラス細工を飾っています。10cm四方で、このくらいのサイズだと保管も出し入れも簡単。以前はミニチュアのツリーを一応もっていましたが、サイズダウンしました。
正月の飾りもミニチュアです。出し入れがストレスにならず、小さくてもイベント感もあります。
壁につける飾りだけにすると、部屋の広さに影響せず掃除もラクでいい方法です。たとえばクリスマスは、クリスマスイメージのイラストや写真を飾ったり、ガーランドなど市販のクリスマス風の飾りを購入するのもおすすめ。場所もとらず、100均や楽天などネットショップでも手に入ります。
七夕やハロウィーンなど季節のイベントごとに飾りを楽しむとき、小さいもの、平面の壁飾りを検討してみては。最近では壁かけの雛人形も手に入ります。
●2:家の中は飾らない。外に出て季節を感じる
家の中に飾りつけをする場合、飾っていない期間はほぼ一年間しまっておく必要がありますし、出し入れもおっくうになります。
そこで、家の外でイベントを楽しむのもおすすめ。
たとえばこどもの日には、外出して近くの公園で鯉のぼりを見るだけで、イベントの雰囲気を感じることができます。また、家族と一緒にピクニックを楽しんだり遊びに行くことで、家に飾りものを増やさずに季節を満喫できます。
また、七夕の時期は、家の中で飾るのではなく、街中で行われる七夕祭りに参加して、笹や短冊を見ることで、その雰囲気を楽しむことができます。また、この時期は、多くのお祭りや花火大会が開催されるので、家族や友人と一緒に外で楽しむことができます。
有名な鯉のぼりや七夕、アンブレラスカイ(傘をつるすお祭り)、一斉に咲く河津桜、アジサイや菜の花などを家族で見に行くのは旅行のきっかけになったり、一生の思い出に。
そして、イベントを外で楽しむ際には、写真を撮ることをおすすめします。写真はデータで保管し、後から必要に応じてプリントアウトして飾って楽しめます。