大の漫画好きとしても知られるTHE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦さん。ここでは、そんな高見沢さんが今イチオシの漫画を紹介! 今回は、現在ドラマも放送中、高見沢さんも「目からウロコの言葉に、何度も頷いてしまった」という『グランマの憂鬱』です。

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THE ALFEE・高見沢さんの「続きが気になる」漫画。『ハガレン』作者の新作ファンタジー
THE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦さんがイチオシ漫画を紹介!
THE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦さんがイチオシ漫画を紹介!

 

ドラマ化決定!祖母と孫の痛快コミック『グランマの憂鬱』

グランマの憂鬱』高口里純/著 双葉社刊(1)~(11)

百目鬼(どうめき)村で暮らす女総領のグランマこと百目鬼ミキ。一緒に住み始めた孫・亜子とともに、人々の切実な悩みを解決していく。グランマの愛ある一喝がたまらなく気持ちいい、痛快ながらもほっこりする人情漫画。

グランマの憂鬱(1) (ジュールコミックス)

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●お年寄りの含蓄のある言葉は、未来を指し示す羅針盤

シュールなタイトルに惹かれて読み始めたコミックでしたが、内容は祖母と孫の心温まる関係を軸に、村で起こる様々な問題や事件をグランマの卓越した判断力と裁量で、大岡越前並みに解決してゆく痛快コミックでした。孫の亜子ちゃんの人生創世記とグランマの円熟期との丁々発止が面白いです。これからの人生をどのように立ち向かっていけばいいのか、目からウロコのグランマの言葉に、何度も頷いてしまいました。是非、日常に疲れた時に読んで欲しいコミックですね。

高齢化社会はこの国の未来でもありますが、お年寄りの含蓄のある言葉は、未来を指し示す羅針盤です。自分もこの4月で古希一歩前の前期高齢者になりますが、グランマのように無理せず背伸びせず、年齢と真摯に向き合って行こうと思いました。もしかしたら、長年のバンド活動こそが自分にとって一番のアンチエイジングなのかもしれませんね。あっ! このドラマの主題歌、THE ALFEEが担当しています。

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