全身がチェックできる大きな一枚鏡を洗面所に採用。あけ閉めが面倒な鏡裏収納の代わりに、オープンの収納棚を取りつけたという日刊住まいライターがその使い勝手を語ります。ハウスメーカーで提案された既製品の化粧台を使い、棚はDIYしてコストを抑えて実現。インテリアとしての見栄えが抜群です。

一枚鏡の洗面化粧台
一枚鏡の洗面化粧台とオープン収納で朝の身支度もスムーズ!
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4.2㎡の洗面所に、大きな一枚鏡を採用

夫婦と1歳の子ども、そして2匹のネコと暮らす筆者。1年ほど前に、子どもの誕生をきっかけにハウスメーカーで注文住宅を建てました。

わが家の2階にある洗面所の広さは、4.2㎡(約2.3畳)。ここに、洗面化粧台と洗濯機、乾燥機を配置しています。

洗面化粧台には、妻の憧れでもあった大きな一枚鏡を採用。あわせて、オープン収納を設置することで、一枚鏡タイプの収納力の低さをカバーし、使い勝手のよい洗面化粧台にしました。

一枚鏡の洗面化粧台の採用理由や実際の使い勝手、気をつけたいポイントについて、筆者の実体験をもとにレポートしていきましょう。

 

一枚鏡の採用理由は、三面鏡の背面収納の使いづらさ

洗面には一枚鏡を採用

一枚鏡を採用して、一般的な三面鏡タイプの洗面化粧台を選ばなかったのはなぜか。理由は、「三面鏡として使う機会が実際にはほぼない」「三面鏡の背面収納が使いづらい」という2つです。

妻も私も、これまでの暮らしで使ってきたのは三面鏡タイプの洗面台のみ。なのに、三面鏡として使ったことはありませんでした。

また、三面鏡タイプは背面を収納として有効活用できるのが利点ですが、しまうところがこまかく仕切られすぎているのが難点。うまく使いこなせず、そのうえものを出し入れする際の、鏡の開閉のためのひと手間も面倒でした。

それならいっそ大きな一枚鏡にしてみよう。そう思い、注文住宅に採用したのです。

 

既製品で費用を抑え、DIYで使い勝手よく

DIYでオープン収納棚を取りつけた

洗面化粧台はメーカー既製品を採用しました。台の全幅が135cmなのに対して、一枚鏡の幅は120cm。少し短いので、鏡が右側の壁までは届いてはいません。

「鏡のサイズを大きくすると、特注品扱いとなって値段が上がる」とメーカー担当者に言われ、このような構成で妥協しました。

鏡と壁のツラは合っていませんが、わが家はこれをうまく利用することに。このすき間のようなスペースに、DIYでオープン収納棚を取りつけました。

おかげで、中途半端にあいた感じが消えました。そのうえ、収納力が増えて、機能的な洗面台となることに。

一方、左手のスペースに対しては、DIYでぴったりサイズのラックを作成。タオルや家族全員分のパジャマなどをしまっています。これで、入浴後から寝るまでの準備は、すべて洗面所内で完結できるというわけ。

大きな一枚鏡については、「全身がよく見えるので髪や服装のチェックがしやすい」「2人並んで使っても余裕がある」と妻もお気に入りの模様。また、自分たちが採用したいものが現実に採用できたという満足感が得られました。これで、住まいにもいっそう愛着がわいたようです。

 

オープン収納で収納力の低さをカバー

オープン収納棚で収納力アップ

鏡裏収納はありませんが、オープン収納棚を取り入れた結果、収納不足は感じていません。また、洗面台の上はすっきりさせつつ、使いたいものをすぐに使える環境になって、とても満足。

よく使うケア用品などは棚に並べて、サッと取り出せるようにしています。ドライヤーやヘアアイロンは、棚板に取りつけたS字フックに引っかけて収納。

基本的に来客のない場所なので、最低限散らからないようにしながら、自分たちが使いやすいようにものを配置しています。

なお、市販の洗面台についている引き出しは、洗剤やシャンプーのストックなど、使用頻度が低いものを収納するために利用。あけ閉めは、ときどきあるくらいです。