●自分のために生前整理
すべての画像を見る(全3枚)ミニマリストとして、不用なものを手放してきた筆子さん。それは老後にも役立つことだと言います。
「『息子や娘に迷惑をかけたくない』という理由で、不用品の片づけをがんばる人がいます。ですが、片づけは自分のためにすることです。不用なものを手放せば、その日から暮らしやすくなり、時間もお金もできます。その恩恵を最大限活かしましょう。
60代だろうと70代だろうと、いくつになっても本人にその気さえあれば、どんなことにも挑戦できると思っています。年をとってできなくなったことを数えるのではなく、できること、やれそうなことに意識を向けてください。失敗は新しいことを教えてくれる教訓、困難なことは自分を成長させてくれるチャンス。こんなふうに私は考えています」
筆子さんの新刊『50歳からのミニマリスト宣言!』(扶桑社刊)では、ここで紹介した以外にも、ミニマリストになってよかったことや、上手なものの減らし方、体と心の健康を保つコツなど、これからの暮らしに役立つ内容をたっぷり掲載しています。