●義理の実家の親族と埋まることのない溝ができた

私は私なりに世の中をよくしたいという正義感と誇りを持って仕事をしています。裁判所全体から見たらまだまだ若手ではありますが、自分のなかでこれからもっと…という時期でもありました。そんな簡単に仕事を辞めるなんてできません。

楽しい食事会を想像していたのに、突然、自分の生き方を全否定されてしまったような気持ちに。私は思わずみんなのいる食事の席を立ち、台所でさめざめと泣いてしまいました。

●本音を話せていなかった夫婦。レスになってしまった

夫婦喧嘩
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心配してすぐに夫がやってきました。

「大丈夫?」という夫に「大丈夫なわけないでしょ」と激怒。そして、「ごめん」と即座に謝る夫。思えば私たちの結婚生活はいつもこんな感じ。私が怒りを爆発させて、夫がすぐに謝る。話し合いどころか、ケンカにすらならないのです。

東京に住む夫と、地方で単身赴任の私。会える時間は限られているので、ケンカをしている時間がもったいないという気持ちもあり、普段から本音でぶつかることを避けていました。

けれど夫は「僕はひとりっ子だからさ、親たちにやっぱり子どもの顔を見せたいんだよね」とぼそり。込み入った話し合いをしたのはこのときが初めてでした。そして、ここに私の味方はいないんだなという孤独感に包まれました。

週末婚のような状態でも会えば夫婦生活のタイミングが取れていたのですが、皮肉なことに、このお盆の出来事がきっかけで私たちはレスになってしまいました。
しかし子どもを望んでいたのは、私の親も同じでした。次回は自分の親から跡継ぎを産めと言われたお話をしたいと思います。

◆次回のお話はこちら!

セックスレスのまま36歳に。ヤングケアラーだった私と、宝物のように育った夫:杏さんの場合2

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