審査に通らなかった!意外な理由

ここまで紹介してきたのは、わりと知られた理由です。ここからは、知らない方が多い、審査に通らない理由をお伝えします。

 

1.正社員で1000万円以上の年収があるのに、「預貯金がない」

貯金残高
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安定収入、しかも年収1000万円以上の高収入の方でも、年収に対して預貯金や金融資産がほぼないという理由で審査に通らないことがあります。

 

2.運転免許証の紛失回数が多い

運転免許センター

運転免許証は紛失回数を重ねると、管理能力を問われるという理由から、住宅ローンの審査が通りにくくなります。

じつは、免許証に記載されている12桁の番号の末尾が、再発行の回数を示しています。再発行なしは「0」、再発行1回は「1」と数字が増えていく仕組み。ご自身の免許証をチェックしてみてください。

 

3.健康問題

大きな病気の療養中など、健康上に問題があり団体信用生命保険へ加入できない場合、住宅ローンの審査も通らない場合が多いです。一般的な団体信用生命保険に加入できなくても、基準が緩めの「ワイド団信」へ加入できることでクリアする場合もあります。諦めずに不動産担当者や金融機関へ相談してみましょう。

 

4.スマホの割賦返済が滞っていた月があった

スマホ

先にお伝えしたようにスマートフォンの割賦払いは、借り入れです。ローンの認識が薄いことから、住宅ローンの申込書の既存の借り入れを書く欄に記入せず、さらに過去に引き落としができずに返済が滞っていた月があったことで通らなかった、ということもあるようです。

申請の際に、しっかりと申告することで金融期間の印象も変わります。スマートフォンの割賦払いの方は、気をつけましょう。