ネットや雑誌でもいろんな節約術が話題になっているけど、どれを試したらいい? いちばん効果がある節約術は? と、悩む方も多いのでは?
そこで、貯蓄に成功したエッセ読者200人に「効果があった節約ワザ」を大調査! 人気のテクにトライして、今年こそ貯蓄を成功させましょう。
ずばり!いちばん効果があった節約ワザは?
すべての画像を見る(全7枚)収入はなかなか増えないのに物価がじわじわ上昇して、家計には厳しい時代に。でも「諦めず、今すぐ節約ワザを取り入れたら、結果は必ずついてきます」と節約アドバイザーの丸山晴美さんは言います。
「自分に合うやり方は人それぞれ。できそうなことから始めてみて。成功して出費が減ればやる気も倍増、弾みがつきますよ」
読者アンケートから見えてきた、効果を実感できた節約テク、ベスト10を紹介します!
1位:無買(むばい)デー
2位:ポイ活
3位:ふるさと納税
4位:フリマアプリ
5位:まとめ買い
6位:スマホプランの見直し
7位:袋分け
8位:家計簿アプリ
9位:五百円玉貯金
10位:サブ財布
堂々の第1位!財布を開かない日をつくる“無買デー”
数多いテクのなかでも、ESSE読者がもっとも効果があったと答えたのが、今話題の「無買デー」。その名のとおり、買い物をしない日のこと。週に1回は無買デーにするなど、ルールを決めて実践する人が増えています。
「買い物に行くと、どうしても買いすぎてしまう人、特売に弱い人などは、無買デーが即効性あり。外出先で欲しいものがあっても、『今日は財布を開かない』と決めれば衝動買いの誘惑に堪えられます。
また、食品の買い物を控えても、どこの家庭でも冷蔵庫やキャビネットに使いきれていない食材や缶詰、乾物などがあるはず。残り物でどんな料理がつくれるか、ゲーム感覚で楽しむのが成功の秘訣です」
調味料がたりなくて家にあるもので代用したら意外においしくできたという人や、財布を持たずに外出したら、難なく乗りきれたという人も。
毎週1回1000円の買い物をやめると、1か月で4000円の出費が減る計算に。節約が苦手な人でも、難しいテクは不要なので手軽に始められますよ。
●家にあるものだけでご飯やおやつづくり
無買デーは、残り物で回鍋肉やシフォンケーキなどをつくって楽しみます。在庫が減って冷蔵庫もスッキリ。月5000円も出費減に!(静岡県・39歳)
家にある材料だけでおやつづくりも!
●外出時は飲み物持参でドリンク代をカット
マイボトルに飲み物を入れて持ち歩くようにし、自販機やコンビニのドリンク代をカット。月2000円も予算が浮きました(東京都・35歳)
●セール情報に惑わされず必要なものを見きわめられるように
LINEで、よく行くショップのセール情報を見つけるとつい買っていましたが、財布を開かない日を決めたらスルーできるように(埼玉県・49歳)
<こんな失敗も…>無買デーの前日に買いだめてしまい、効果がなかった
「明日は無買デー」と思うと、前日にたくさん買いだめしてしまってかえって出費がアップ。心配性の私には無理でした(大分県・44歳)
●丸山さんのアドバイス:都度買いが習慣になっている人にはとくに有効
買い物に行く回数が多いほど、出費は増えるもの。とくに、毎日買い物に行く人は、特売につられて余計なものを買ったり、子どもにねだられておやつを買ったり、ムダが増えがちです。
無買デーなら、無理なく出費がカットできて効果てきめん。買いすぎが気になるという人は、買い物予算を決めて必ず守るような工夫を。
カードのポイントをおトクに貯めて使う“ポイ活”もおすすめ!
クレジットカードやポイントカードのポイントを積極的に貯めて、おトクに使うのが「ポイ活」。効率よく貯めれば、支出もカットできます。
ポイントアップデーを狙ったり、店ごとに使い分けたりして、食品や日用品の買い物に役立てる人が多数。
さらに提携カードを使ってマイレージやネットショップのポイントに交換し、旅行費用や洋服代を浮かせる上級者もいました。
「Tポイントやポンタなど、複数のお店でポイントを貯められる『共通ポイント』など、貯めやすいポイントも増えています。
とはいえ、ポイント目当ての買いすぎには注意。必要なものを安く買い、ポイントでさらにトクするのがおすすめ」
●ポイントのみで外食し、外食費は0円に!
Tポイントや楽天ポイントのアンケート、ゲームなどでポイントを貯め、商品券に交換して外食代に。毎月、外食費は0円!(宮城県・46歳)
●お店を絞ってポイントアップデーに効率よく買い物
買い物に行く店を決め、ポイント3倍デーにまとめ買い。効率よくポイントが貯まって、食費のやりくりに役立っています(京都府・45歳)
●丸山さんのアドバイス:貯めるポイントを絞るのが大事。アプリの活用もおすすめ
ポイントを絞って、忘れずに貯めるのが成功のコツ。スマホで管理できるアプリを利用すると、カードを忘れてポイントを貯められなかった、なんて失敗もなし。
おすすめは「Stocard」。カメラで提携カードのバーコードを撮影して、買い物時にスマホ画面を提示すれば、カードを持ち歩かなくてもポイントを貯められます。
※店舗によっては使用できない場合があります。
今年はいよいよ消費税増税も始まる予定。積極的な貯めテクで、家計をがっちり守りましょう!