●これからも教育版ゲームは増えていく。もちろん、家庭で取り組んでもOK!
今はまだこのような状況ですが、『桃太郎電鉄』の教育版が登場し注目を集めるなど、教育版ゲームの波は確実にきているとか。
「学校授業のカリキュラムも変わっていく中で、学校側も意識を変えないと対応していけなくなってきていますよね。今後も教育版ゲームはどんどん種類が増えるでしょうし、取り入れる学校もどんどん増えていくはずです」
子どもの通う学校がまだゲーム教育を取り入れる予定がなくても、たとえば通常版マインクラフトなら家庭でもプレイすることができます。その際、何か注意すべきことはあるのでしょうか?
「東大の先生による研究でも、マインクラフトは創造力や探求心、論理的思考能力、問題解決力などが伸びるゲームだと言われています。とくに創造力や探求心を伸ばす教育というのは他では難しいので、親もそこを意識しながら、何か困っているときは適切なコメントをしてあげるとさらに伸びるのではないでしょうか。コミュニケーション力が伸びるのは学校の授業で取り入れてこそですが、親が寄り添ってコミュニケーション相手になったり、オンラインで繋いで友達とプレイしたりということも、方法としてありだと思います」
YouTuberのゲーム実況や攻略本を参考に技を磨き、より夢中になって能力を高めていく子も少なくありません。
好評発売中の『マインクラフトで作れるおバカトラップ&超便利装置』(扶桑社刊)は、全ページオールカラー&ふりがなつき! お子さんひとりでも楽しめるやさしい解説書です。創造力や探求心を伸ばすきっかけづくりにおすすめです。