嫁入りダンスは収納スペースとして再利用
すべての画像を見る(全17枚)50代以上の女性の多くは、嫁入り道具に婚礼ダンスを持参したのではないでしょうか。わが家にもあります。
最近のマンションや戸建てでは、クローゼットを採用していることも多く、引っ越しを重ねていくうちに、タンスの置き場に困る家庭も多いと言われています。
婚礼ダンスは、ものがよかったり、つくりがよかったり。処分するにはなんだか罪悪感があり、「なんとか使う道はないか」と筆者は考えていました。
服はクローゼットなどに収納する習慣の筆者。タンスには服をしまう、という考え方は思いきって捨てて、シンプルに収納スペースとして、納戸のように使うことにしました。
そのままでは使いにくいので、活用できていなかったアイアン製のラックをタンスの中に入れて、棚板の代わりにすることに。
タンスに元からついているハンガーバーも有効利用します。
こちらには、カジュアルなバッグ(持ち手の形状がゆがんでも気にならないもの)をぶら下げて収納します。
ラックの棚には、使っていなかった無印良品の仕切りスタンドを。
スタンドには、厚みのないバッグを自立させて収納します。このスタンドの幅がちょうどいいのです。
全体を見るとこまごまとして、見栄えはよくありませんが、タンスの扉を閉めてしまえば中は見えません。これがもし、オープンスペースの収納だったら、雑然と見えていたことでしょう。
タンスは洋服を収納する場所と限定せずに、納戸のように使えば、とても便利な入れものになります。
以上、筆者の「家庭内アップサイクル」をでした。使わないから捨てるのは簡単ですが、今の時代、捨てるのにもお金がかかります。違う形で有効活用できそうなら、うまく利用し続けて、SDGsに向き合いたいですね。