洗濯用の液体洗剤でおトクなのはどっち?(濃縮タイプ)VS(通常タイプ)

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節約するうえで、毎日使うものを見直していくことは大切です。いろいろなタイプが出ている洗濯用の洗剤もそのひとつ。液体洗濯用洗剤って、一般に、濃縮タイプの方が通常タイプよりも、容器が小さめなのに値段が高めで割高なような気がするけど、実際はどっちがおトクなのでしょうか?

●おもな洗剤の濃縮タイプと通常タイプの比較

<濃縮タイプ>

【花王 アタック 濃縮タイプ】

内容量:380g
水30L当たりの使用量の目安:10g
水30Lで洗濯した場合の洗える回数:38回
価格(税込み):382円
水30Lで洗濯した場合のコスト:10円

<通常タイプ>

【花王 アタック 通常タイプ】

内容量:880g
水30L当たりの使用量の目安:25g
水30Lで洗濯した場合の洗える回数:35.2回
価格(税込み):360円
水30Lで洗濯した場合のコスト:10.2円

価格は編集部調べで、ネットショップ価格

●濃縮タイプの方が使用量が少なくてすみコスパがいいからおトク

濃縮タイプと通常タイプの違いは、簡単にいえば水分の差にあります。液体洗剤の水分をカットしたものが濃縮タイプ。その名のとおり「濃い」洗剤ということです。ですから同じ水量に対する使用量が、濃縮タイプの方が通常タイプよりも少なくなります。

今回比較した洗剤では、水30Lに対しての使用量の目安が、濃縮タイプは10gですが、通常タイプは25g。つまり2.5倍の量を使うことに。容器が大きくて内容量が多くても、使う量が多ければ洗剤の減りも早くなります。比較してみると、通常タイプの内容量は、濃縮タイプの約2.3倍もありますが、洗える回数は濃縮タイプの方が多くなります。

となると、濃縮タイプの方が1回の洗濯にかかるコストが安くなります。水30Lで比較した場合はわずかな差ですが、家庭での実際の洗濯物の量を考えると、水量はもっと多くなり、洗濯は毎日のことなので、コスト差も大きくなることに。さらに1本で洗える回数が多いので、買い替えの手間が減り、容器の小ささから収納スペースもコンパクトで済みます。濃縮タイプは容器が小さかったり、値段が高めで割高に感じますが、1回の使用量が少ないのでコスパがよくておトクというわけです。

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