缶ビールを買うなら「350ml缶」VS「500ml缶」どっちがおトク?

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スーパーなどで見かける缶ビールは「350ml」と「500ml」が一般的ですが、どちらのほうがおトクなのでしょうか?

●同じブランドの缶ビール、500ml缶と350ml缶の価格の比較

<Aスーパー>
・500ml缶の価格 243円
・500mlから計算した350mlの価格 243×70%=170.1円
・実際の350mlの価格 174円

<Bスーパー>
・500ml缶の価格 254.6円
・500mlから計算した350mlの価格 254.6×70%=178.2円
・実際の350mlの価格 180円

<Cスーパー>
・500ml缶の価格 236.5円
・500mlから計算した350mlの価格 236.5×70%=165.5円
・実際の350mlの価格 178円

6缶パックの価格を1缶当たりに割り戻した金額。価格は編集部調べ

●容量当たりの価格は500ml缶の方が割安でおトク

350ml缶と500ml缶のどちらがおトクか? 容量当たりの価格で比較すると、答えはズバリ! 500ml缶がおトクです。

理由は計算するとわかります。350ml缶は500ml缶の70%の容量です。たとえばAスーパーの場合、500ml缶は243円なので、その70%、つまり350mlに相当する価格は170円になります。しかし、Aスーパーでは、350ml缶は実際には174円で売られています。つまり4円割高ということ。言い換えれば500ml缶の方が4円割安ということです。

Bスーパー、Cスーパーでも同様に、500ml缶から割り出した350ml缶の価格よりも、実際に売られている価格の方が高くなっています。

また上の表のように、同じブランドの同じ容量のものでも、スーパーによって価格が違うので、安い店を見つけるのがおトクのポイント。さらに同じ店でも、連休前などビールの購入ニーズが高まる時期は価格が上がることも。そのパターンを見つけられれば、よりおトクに買えるかもしれません。