ものを捨てることは大事ですが、部屋が片づいた状態をキープするには、ものを元に戻しやすい仕組みをつくることも大切。
ここでは、現在発売中の『オトナ世代の 今度こそ捨てる!』(扶桑社刊)から、断捨離に成功し人生が変わったという、イラストレーター・なとみみわさんの自然に片づく仕組みづくりのコツをご紹介します。
50代の断捨離でものへの執着からも卒業。自然に片づく仕組みづくり
すべての画像を見る(全5枚)数年前に離婚し、家族で暮らしていた3LDKの家を出てひとり暮らしを始めたなとみさん。断捨離の提唱者・やましたひでこさんの断捨離メソッドでものの処分に成功し、人生が激変! その後、引っ越しを経て、現在は息子さんと2人で2LDKのマンションに暮らしています。
以前は床が埋まったら片づけるという暮らしをしていた、というなとみさんですが、断捨離を通してものへの執着を手放すことができたそう。今はものを放置するのがいやで、毎日掃除をしているんだとか。
●ものの量が調整できると、部屋は自然に整う
ものへの執着からも卒業(=離)し、ものの量を調整できるようになると、ぐっと片づけやすくなったそう。
「以前は片づけ以前に、あれどこに行ったかな? ってものを探している時間が多かったのですが、それがなくなりましたね。ものの量が少ないと、置き場所も自然に決まって、出し入れしやすいから、使ってもすぐ戻す。散らかしたときの自己嫌悪がなくなって、前向きになりました」
軽やかに、しなやかに。日々の暮らしが進化中です。
バックの中やクローゼットもすっきり。ものが定位置に戻る仕組み
ここでは、なとみさんが普段の暮らしの中で意識していることをご紹介します。
●バッグの中身は全部出す
仕事用デスクの脇の引き出しの一角を、バッグの中身用の定位置に。帰宅したら中のものを出してここに収納しています。
「リップクリームやイヤホンはバッグの中で迷子になって探したり、忘れたりするので、毎回ここに出してリセットすると安心です」