家づくりでは、暮らしてみないとわからないことがたくさんあります。2年前に地元工務店で家を建てた日刊住まいライターは、設計時には気づかなかった3つの収納問題を、DIYで解決しました。ロードバイクのジャマにならない置き場所づくり、書斎代わりのカウンター下にノートパソコンを収納する…。どれも簡単、電動ドライバーでサクッと完成します。ぜひ参考に!

の電動ドライバー
筆者があとづけDIYで使った道具は、この電動ドライバーのみ!
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1.ロードバイクの置き場所問題をバイクハンガーで解決

玄関土間に置かれたロードバイク

筆者は家を購入したあとでロードバイクを始めました。とはいえ、建てた家にはロードバイクをしまっておく場所はありません。

雨風にさらされるのはイヤだったので、仕方なく玄関の土間置くことに。しかし玄関の土間部分は180×125cm。それほど広いスペースではなかったため、家族からジャマだという声が出ました。土間に靴やものが置けなくなったと言われたのです。

 

バイクハンガーにかけたロードバイク

ネットでバイクハンガー(ミノウラ)というものを発見。2500円程度だったので購入し、DIYで設置したところ、床から離して収納できるようにしました。

こうすることでロードバイクの下に、靴などを置くこともできます。土間の部分を占領することがなくなり、ジャマ問題が解消しました。

 

器具をネジで固定するだけ

バイクハンガーの設置は、器具をネジで固定するだけなので、非常に簡単でした。ただ、下地材を入れてなかったので、窓枠上のネジが固定できる場所に設置をしました。

 

2.ノートパソコン出しっぱなし問題を、タワーテーブル下ラックで解決

カウンターに置きっぱなしのノートパソコン

わが家にはLDKに面した小上がりの和室があります。筆者はこの小上がりのカウンターを、書斎代わりにしてパソコンを利用しています。

設計時にパソコンの収納場所をつくらなかったので、いつもカウンターの上に出しっぱなしの状態。見栄えもよくないだけでなく、いつもこの部屋で遊んでいる子どもたちが、落として壊したりしないか心配でなりませんでした。

それに出しっぱなしにしておくと、日中は直射日光が長時間当たります。そこで、収納をつくろうと考えていました。

カウンターの下に収納したいと思い見つけたのが、山崎実業のタワーテーブル下ラックです。

 

タワーテーブル下ラックを取りつけたカウンター

設置はネジで固定するだけなのでとても簡単でした。色味も木の感じと合います。

 

山崎実業のタワーテーブル下ラック

幅は約440㎜。奥行きは250㎜あり、高さも72㎜あるのでパソコンを収納するには十分な大きさ。値段は税込みで2970円でした。耐荷重は約4kgなので、パソコンは余裕です。

パソコンを2台収納していますが、耐荷重の範囲で問題ありません。カウンタートップがすっきりして非常に満足しています。

ちなみにタワーテーブル下ラックは、設置場所が木であれば取りつけ可能です。木製のダイニングテーブルでノートパソコンをやる人にもいいかもしれません。