●4:「自分にこもる」前にするべきこと

用意するもの
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・絶対に席を立たない対策
空調を整え、トイレもすませます。喉が渇いたり小腹がすいたりしそうなら、飲み物やちょっとしたお菓子など、席を立つことがないように用意しておきます。

・宅急便はインターホンでのみ対応

昼間なら宅急便などの対応のためにインターホンも手元に置いておきます。私は「玄関前に置いてください」とお願いしていますが、貴重品でなければ今はハンコがなくても問題ないです。冷凍冷蔵品は仕方がないので取りに行きましょう。
無視して不在にするのは再配達の手間をかけてしまうことや、こちらの再配達手続きの手間など結局対応しなければいけないのでおすすめしません。あとのタスクは1つでもなくしましょう。

もちろん、宅急便対応をほかの家族に頼めるならお願いしましょう。

・いちばん厄介なスマホは通知OFFに

スマホは集中モードなどで通知OFFにすることをおすすめします。いちばん邪魔してくるのがじつは自分のスマホです。
集中モードにして友人からのLINEやTwitterの通知はこのときはきっておきましょう。音だけ消しても画面で通知に気づくたびに気になるので、通知自体をきります。
簡単なのは「機内モード」です。機内モードはWi-Fiを含むすべての通信をカットできるので、映画館やコンサート会場、重要な会議中などにも役立ちます。電話もかかりません(アラームは鳴ります)。
機内モードでもWi-FiとBluetoothはON/OFFを自分で変えられるので、ワイヤレスイヤホンなどを接続して使うならBluetoothはONにしておきましょう。

面倒なら、音をきって箱に入れてしまうのも手。

 

●時間枠+αで自分を集中モードにきり替えよう

大切にしたい「自分時間」。どうしてもなんらかの邪魔が入り、なかなかうまくいきませんでした。
でも時間を決めて、空間を整えて、万全の準備をすることによって、「邪魔されず安心して作業できる自分だけの時間」がつくれます。

これは勉強にも使えるので、お子さんにもやってみてください。娘の中学受験のときに、「ここは社会を覚える場所」などと決めてきり替えをしました。
勉強スペースは、ほかの参考書や私物がないところ。暗記にデスクはいらないので、2階への階段の途中でもいいんです。

ちょっとずつの繰り返しでも、続けることで1年で何十時間、何百時間の「自分時間」となります。ぜひ試してみてくださいね。