将来のリビング学習にも対応しやすい
すべての画像を見る(全8枚)今は夫婦ふたり暮らしですが、将来はこのレイアウトのおかげで家事をしながら子どもの勉強を見守ることができそうだと考えています。子どもにしても、小さいうちは大人が見えたほうが安心するのではないかと想像。
距離が近ければ、話し相手になったり、子どもの求めに応じて勉強を教えたりするのも簡単です。家族のコミュニケーションが円滑にできそうだと楽しみにしています。
おしゃれな一体感のある下がり天井がつくれた
家づくりの過程で、100件ほどのモデルハウスを見てきた筆者。新居には、キッチンには下がり天井を採用したいと思っていました。
そんな事情もあって、採用した下がり天井。わが家の場合、キッチンとダイニングが横並びのレイアウトにした結果、下がり天井は一直線で長いデザインとなりました。ダイニングキッチン回りが、メリハリのついたインテリアになって満足しています。
デメリットはリビング&キッチン間のアクセスが悪いこと
これまでたくさんのメリットを紹介してきましたが、ひとつだけ残念に思っていることがあります。それは、リビングからキッチンに行くときに(逆もしかり)、回り込まないといけないことです。
キッチンとダイニングテーブルが横並びなことで、設備がひと続きになってしまったのが原因です(ちなみに、キッチンのペニンシュラは長さ260cm程度、ダイニングテーブルの長さは180cm程度)。たとえば、リビングのソファでくつろいでいるときに、ノドが渇いて冷蔵庫にアクセスしようとしても、一直線には行けません。
ささいなことですが、毎日暮らしていると気になることではあります。キッチンとテーブルの間に、人がひとり通れるくらいの通路を設ければ、この悩みは解消されたのですが…。わが家は180cmの大きめなダイニングテーブルを置きたかったので、そこはあきらめました。
以上、「隣り合わせのキッチンとダイニング」が、わが家にとっては快適な理由でした。みなさんがLDKの間取りを決める際に、筆者の体験が参考になれば幸いです。