オール電化住宅にして失敗だったか?

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最近の電気代高騰でよく目にする「オール電化住宅にして失敗した」という主旨のニュース。同じくオール電化住宅に住む筆者は、失敗したとは思っていませんし、後悔もありません。

太陽光発電を導入しているので、電気代が上がってもある程度相殺できているからです。また、エネルギーを一元化したことで、光熱費がまとまってわかりやすくなったこともよかったと思っています。

「電気代が値上がりしているから別のエネルギーを選択」という考えもあるかもしれません。しかし、今高騰しているのは電気代だけではありません。ガスや灯油も値上がりしています。

熱を発するストーブや乾燥機などについては、ガスや灯油の方が熱効率はいいかもしれませんが、だからといってガス契約をするとか、灯油ストーブに戻ろうとは、今のところ考えていません。

 

暖房を灯油に替えても、光熱費は下がらない

2021年と2022年の電気代の差は3万5000円ほどです。この差額を回収しようとたとえば暖房を灯油ストーブに戻したとします。

2023年2月6日時点の長野県の灯油価格(店頭)は1958円/18Lです。2020年1月~2月は灯油ストーブ暖房でしたので、そのときの条件に当てはめて計算すると、18Lタンクを月6缶使用で1万1748円となります。

これを12月~3月の4か月続けると4万6992円に。総額でみると今のままの方が安いということになります。実際には10月下旬頃から暖房を使い始め、4月中旬までは必要となるので、差額はもっと上がるでしょう。

仮に電気代がさらに上がったとしても、夜間していた家事を、日中にすることで、売電していた電気を使うという対策もとれます。そのことによって、電気代を抑えられるからです。筆者宅はこのままオール電化で生活していこうと思っています。

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