●見どころ1:とにかくアクロバットがすごい

この希望にあふれた歓喜の物語をアクロバットで表現しているのですが、その技すべてがとにかくすごくて終始息をのむものばかり! 本当はどれも最高ですが、今回は編集Yがとくに気になった3つの演目をご紹介します。

アクロ・ポール
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まずは「アクロ・ポール」。こちらは、サーカスの技法である「ロシアンバー」と「バンキン」を組み合わせた世界初のパフォーマンス! 貴族たちが、ポールの上でバランスを取りながら跳ねたり、頭上高く舞い上がったり…テンポよく魅惑のエアリアルバレエを繰り広げていきます。

アクロ・ポール

このアクロ・ポールが最初の演目になるのですが、独創的な世界観とすごすぎる技に一気に“アレグリア”の世界に引き込まれます。次々と変わるシチュエーションからは目が離せず、無意識のうちに「すごい…」と声が漏れてしまうほど。

ファイヤーナイフ・ダンス

つづいては「ファイヤーナイフ・ダンス」です。ブロンクスの手から揺らめく炎が点火され、1つの光が3つになり、10になり…と情熱とエネルギーが広がって、魅力的な希望の光を再現しています。

ファイヤーナイフ・ダンス
あまりのすごさに「おぉ…」と語彙力も段々と乏しく…

このファイヤージャグリングアーティストが操る炎のナイフがとにかく燃えさかり、凄まじい迫力! 火を持って体の周りを動かすだけでもすごいのですが、炎に直で触っても顔色一つ変えず、むしろ時折り見せる笑顔には本当にびっくりです。アップテンポな曲に、見てるこちらのテンションもアップすること間違いなし。

フライング・トラビス

最後はステージ上10mの高さにセットされた4つのブランコを使った「フライング・トラピス」。いわゆる、空中ブランコではあるのですが…ひざだけ固定された力強いキャッチャーの腕めがけて、驚くようなジャンプを披露するその技は、とにかくその高い技術力と美しさで圧巻のパフォーマンス。

フライング・トラビス

また、変化の担い手であるブロンクスと王国とその住民の守護者であるエンジェルがひとつになることで、“明るい世界”が出現したことも表されています。アーティストたちのすがすがしい笑顔からはいろいろな想いを感じ取ることができます!